試験日の合格者日記(名古屋)「試験前日~当日にかけての流れ、注意事項について」

第55回(令和3年度)通関士試験の合格者の方から、試験日の日記を頂きました。

毎年合格者の方に頂いているものですが、来年以降受験生が当日の流れをイメージするために参考にしてもらうことと、その年の受験生に想い出に浸ってもらうことを目的として掲載しています。

今回、第55回通関士試験に無事に合格することができました。
二度の受験での合格となりましたが、一回目、二回目の受験を経て気をつけたこと等を前日→当日にかけての流れでまとめましたので、どなたかのお役に立てれば幸いです。

【前日】
◆持ち物の最終チェック
・持っていきたいテキスト類
メインテキスト、レックの貨物分類テキスト、問題集で間違えたところをまとめていた見直し用のノートを持参しました。公共交通機関を使われる方、持ち込み過ぎると移動で体力奪われるので注意です。私はこれだけでもけっこう重かった…
・筆記用具
マークシート用のシャーペン、鉛筆、蛍光ペン。蛍光ペンは選択肢にあるHSコードに目印をつけるのにとても便利でした。
・食料
おやつ、ウィダーインゼリーなどのゼリー飲料。昼食は張り切って当日の朝にパンを多めに購入したのですが午前の試験でメンタルをやられ食欲が無くなりましたのでゼリー飲料とおやつにかなり助けられました。
カロリーメイト等もあると安心かもです。
・頭痛薬
・温度調整用のカーディガン
・腕時計
・電卓
ツイッターで試験中に壊れたときに備えて2個持っていくと安心とのツイートを見て電卓は2個持参しました。
前日は見直しは極力最低限に収めて、11時頃には就寝。

【当日朝】
・5時過ぎ起床 予定より早く目が覚めてしまいました…
・7時前出発
公共交通機関を使われる方、ぎりぎりになると電車が混み合うことになったりも想定されるので1、2本早めの電車に乗ることをオススメします。
かなり早めの電車に乗りましたが電車の中で数人通関士試験のテキストを見ている方を見かけました。
・最寄り駅を降りると案内の看板を持った係の方がいらっしゃいました。(名古屋会場)
・会場までの道のりで昼休憩のときに寄れそうなコンビニや自販機があるかをチェックしながら向かいました。

【会場到着】
・8時半前に駅に到着。
受験番号ごとに教室が分かれており、一覧表が貼ってあります。確認しやすい様に一覧表の写真を撮っておくと良いです。
・場の雰囲気に呑まれない為にも、可能な限り早めに到着すると精神的に良いかと思います。
・名古屋会場は長机に椅子が3つ置いてあり、両端に2名ずつが座るスタイルでした。
・試験開始まで最終見直しを行いつつ、ツイッターを見て励まされてました。もうここまで来たら精神的にいかに落ち着けるかも重要だと思うので会場に着いてからはそっちの方に注力してました。

【試験開始後】
・今年は特に業法で過去問でみたことのないような問題が連発され、内心焦りましたがこんな問題はみんな解けるはずない、解ける問題から解いていこう!と難しい問題はバンバンとばして確実に解けるところから解いていきました。
解ける問題できっと6割もう取れたわ!ってところで難しい問題に再度向き合い解き直したのですが、その頃には既に冷静さを取り戻しているので意外と見たことのない問題でも得点できていました。本番はプレッシャーとの戦いでもあるので解けるところから解いていくと良いと思いました。
・業法、関税法は見直しの時間も確保できるかと思いますので見直しも忘れずに。
・実務については、過去問を解いていく中で時間配分等、自分に最適な順番での解き方を見つけられると良いです。私の場合、1年目は何も考えず始めから解いていたのですが、2年目は計算問題→択一式→複数選択式→申告書(これに1時間は残す)やり方でやりましたがこれが自分にとってベストでした。計算問題、申告書はやればやるだけ得点源になると思いますのでここに重きを置いたやり方で臨みました。

【試験終了後】
公共交通機関を利用しましたが帰り道はやはり混み合います。帰りの電車で既に業法の速報が出ていて驚きました笑。

【最後に】
ここまで読んで頂きありがとうございました!1年目の試験終了後からツイッターで情報収集を始め、2年目の試験に臨みましたが今回合格できたのもツイッターがあったからと言っても過言ではありません。みこ会を知ったのもツイッターでしたし、意識の高い受験生の皆さんと励ましあえ、合格者の先輩方のアドバイスを得ることができ、今回の合格に繋がったと思っています。
みこさん、ツイッター界隈の皆様には本当に感謝しています。ありがとうございました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください