さはら さん(2024年度合格 受験回数2回)

【さはら略歴】
バブル経済崩壊後に大学を卒業し、まともな就職先も見つからず
バイト、派遣社員、中小零細ブラック企業と2〜3年で職を転々と
変えては何も身につかないまま40歳を迎える。
最後の転職先にしようと心を決めて、現在の運送会社でトラック
ドライバーとして10年が過ぎる。
【50歳】
50歳を過ぎた時、果たして今のまま定年(62歳)まで勤め上げる
ことが出来るかどうか体力面で不安になる。
転職は難しい年齢なので、自社内で内勤の職種に変更できないか会社の
ホームページを色々見ていると「通関士試験の資格取得に会社補助」の
案内を見て、これだと思い事務所の資格取得の案内パンフレットを
手に取るも講座の申込期限が過ぎていました。
【試験勉強開始 2023年4月〜】
ならば独学でやろうと、近所の書店で通関士試験のテキストを購入し
1ヶ月はテキストの読み込みに専念。(TAC出版スピードテキスト)
翌月よりTAC過去問スピードマスターを使用。
6月からは日本関税協会の計算ドリルとゼロからの申告書を開始。
この頃、情報収集の為に始めたX(旧Twitter)にてみこ会が界隈の
メインストリームだと知る。
【第57回通関士試験 挑戦1回目】
独学で勉強期間は半年でしたが、一発での合格を目指してそこそこの
自信はあったつもりでした。
結果は、
通関業法 37/45 82%
関税法等 41/60 68%
通関実務 13/45 28%
【次回試験への対策】
やはり独学では通関実務の部分は難しいのだと思い、みこ会への入会と
LEC貨物分類講座の申し込みをしました。
みこ会のアプリは過去問をランダムセレクト出題できるので、隙間時間を
利用して短い時間でも広範囲をカバーでき大変重宝しました。
課税価格の決定テキストも大変に理解しやすかったです。
過去問解説では、法改正されて当時と現在で答えが変わった部分も丁寧に
補足説明が入れられております。
LEC貨物分類講座受講後は、申告書問題の理解度が格段に上がりました。
【第58回通関士試験 挑戦2回目】
通関業法 41/45 91%
関税法等 43/60 71%
通関実務 32/45 71%
解答内容を振り返ると、「ここよく正解できたな」と「ここなんで間違えた?」が
半々でヒヤヒヤしましたが、かろうじて合格しました。
関税法の合格基準は今回60%から55%に下がりましたが、やはり難しかったなと思います。
【これから勉強を始める方たちへ】
通関士試験の合格目安の勉強時間として500時間前後とありますが、社会人の場合
平日に勉強時間を取るのはなかなか難しいことだと思います。
毎日問題集1ページや計算問題1〜2問と、忙しく気が乗らなくても
毎日少しづつでも継続することが大切だと思います。
私の場合ですが、通関業法一条を声に出して読み上げる事で勉強開始の
スイッチを入れるルーティーンを作りました。
以上、お読み頂きありがとうございました。
これから勉強を始める方たちのご参考になれば幸いです。