らいぞう さん(40代後半 女性 物流会社勤務(通関業務経験なし) 2023年度合格 受験回数1回)
【受験理由】
・現場作業から脱出したい
・異動(転職)で収入アップ
【学習開始時期】
4月末のGWより開始
みこ会入会は5月上旬
【学習時間】
(平日)2~3時間
通勤:1時間(みこ会アプリ、LEC貨物分類編)
休憩:30分(みこ会アプリ、課税価格の原則テキスト読み)
自宅:1~1.5時間
水曜日はノー通関士学習デーとして帰宅後は勉強はせず気分転換をしました。
(休日)
5月までは自宅にて4時間程度
6月以降は図書館で6時間、自宅で1~2時間
【学習方法と使用教材】
「翔泳社 通関士完全攻略ガイド2023」をまずは1周、内容が理解できないまま読破。
その後「翔泳社 通関士過去問題集 2023年版(PDF版)」をiPad miniに入れたgoodnotes5よりチャレンジ。難しすぎてほぼ正解することなく挫折。その後登場することはなかった…
みこ先生に電卓の選び方を質問した際にこまめに早めに質問したほうが状況把握しやすいとのことで、5月中旬には学習方法の相談をさせていただきました。
そこで申告書、課税価格の計算と過去問をメインに学習するようにしました。
申告書学習には「ゼロからの申告書」、課税価格の計算には「計算問題ドリル」を使用しています。
どちらも試験までに2周しました。特に課税価格の計算は学習当初理屈がよくわからず計算していましたが、みこ会の課税価格の原則を1周読んだだけで劇的に理解度が変わりました。
7月中旬以降は過去問を中心に周回。
56~51回までは3周、通関実務は47回までを3周行いました。
解答後は正解、不正解関係なくみこ会の過去問説明を読み、通関士完全攻略ガイドで対象ページを確認するを繰り返して行っています。
8月に入るころには初見の過去問でも合格ラインの点数が取れるようになりましたが、50回の実務で16点を取ってしまい直ぐにみこ先生に相談しました。
また夏季休暇前には通関実務のレベルアップ用として「LEC通関実務対策講座 貨物分類編」を追加。主に通勤時間の学習に当てました。
8月中旬には暗記確認用として「まるわかりノート」も追加投入。過去問の見直し時に納期限や法定納期限などの暗記項目はまるわかりノートも確認するようにしました。
ある程度点数が取れるようになってきたところで関税協会の模試に参加。
結果はE判定。関税法のみ60%を超えただけで通関実務に至っては壊滅状態。
自信をなくしてまたみこ先生に学習方針の相談をしました。
試験まで過去問中心に学習することで精一杯で、早い時期に購入した験「通関実務集中対策問題集」はほぼ手つかずで本番を迎えました。
【学習開始時からの修正点と反省点】
・輸出申告書の仕入書価格は基本計算しない
問題集の回答には各項目ごとに仕入書金額が入っていたため学習当初は全部計算していました。
みこ先生に相談した際に少額になる場合には計算する必要があるものの、全部計算しなくてもよいことがわかり省くことで時間短縮に。
・申告書の解答の15個の選択肢を事前に蛍光ペンで塗る(実業務では使えませんが)
通常の選択肢はピンク、Xは青、Eを黄色と分ける。
5分ほどかかりますが、色を塗ったところしか見なくてよいため結果時間短縮になりました。
・実務は3問目から回答
8月頃まで1問目から回答していたが、時間に終わらないことがよく起こっていました。
みこ先生おすすめの3問目から回答することで、時間内に回答できるようになりました。
目安時間は3問目以降を50分、輸出20分、輸入20分、見直し10分でした。
・メインテキストは書籍が使いやすい
PDF版と悩みました。しかし過去問の見直し時に頻繁にテキストを開く必要があったため書籍のほうが該当ページを開きやすいと思います。
・テキスト類の購入について
私は学習当初から色々なテキスト、問題集を用意してしまいましたが、時間が足りず全部やりきれませんでした。
学習開始時期にもよると思いますが、メインのテキスト1冊を購入してから必要に応じて追加購入が良いと思います。
【所感】
約5カ月の学習での合格はみこ会のおかげです。業界未経験でテキストを読んでも全く分からないけれど、持っているテキストや進捗に合わせて最適な学習方法を提案していただきました。
またX(Twitter)にはみこ会会員の方の呟きが毎日のようにあり、見るだけでしたが自分も頑張らねばとモチベーションアップに繋がりました。
直前には集中できないことでみこ先生に喝を入れていただき最後までお世話になりました。
最後になりましたが、みこ先生、みこ会57回受験生の皆さん、本当にありがとうございました。