あやや さん(女性 物流会社CS部 2020年度合格 受験回数1回)
★主な使用教材:どこでもできる通関士、ユーキャンのテキスト、ヒューアカの過去問題集、計算ドリル、関税評価ドリル、ゼロからの申告書、ヒューアカ実務
(全て中古で安く揃えました)
★本格的な開始時期:5月18日
★性格:意思が弱く飽きっぽい短期集中型
5月18日にこのままではやばい!と一念発起し勉強を始め壮絶すぎる4か月半でした。
正直私の体験は参考にならないと思いますが、試験当日の気のもちようが試験結果に大きく影響したと思うので執筆させて頂きます。
まず、私は少しでも給料を増やしたいという理由で資格の勉強をはじめました。
貿易実務検定C級、B級と楽勝で合格したため(丸暗記)、気軽な気持ちで通関士受験を決めてしまいましたが本当に痛い目をみました。
短期集中が得意な人でも通関士試験は舐めないほうがいいです。貿易実務検定と違い丸暗記が通用せず、本質的な理解が必要になるからです。
2020年ざっくりといつ何をしたのか書きます。
1月~2月:関税法の勉強開始を決めるも挫折。問題文が長すぎるし聞きなれない単語が多いし即飽きました。私は短期集中型だし…と言い訳して未来の自分に託しました。
5月中旬:通関士の勉強再開を決意!今度は通関実務から着手(ヒューアカ実務)
6月:ヒューアカ実務三周終え、ゼロ申に入る。無理やり1周終えたもののゼロ申がトラウマになる。計算ドリル着手開始、どこでもできる通関士着手
7月:どこでもできる通関士、計算ドリルを引き続き。
関税評価ドリル着手。ついにユーキャンの関税法のテキストに着手。
8月:ユーキャンの関税法、計算ドリル引き続き、土日だけ通関業法に着手する。また申告書の独学に限界を感じ8月10日にみこ会に入会する。みこ会に入会し申告書の分類と計算の疑問点を解決していく。またヒューアカの過去問集に入る。
しかし24日の関税協会の模試で通関実務が大撃沈し、ショックで8月いっぱい何も手つかずになる。
9月:何とか勉強の意欲を取り戻し9月6日のTAC模試で通関実務のリベンジを果たす。
しかし関税法と実務が同時に得点できるようにならずとても焦る。
この日からヒューアカ過去問集をひたすら演習する。
23日にとっておいた53回の模試を解いたころ全部7割を超えていたためいけると確信する。また1週間ほど勉強のやる気がなくなりだらけてしまうも、試験数日前で再びやる気を出す。私は絶対にいける!と確信したまま突き進む
10月3日(試験前日):ここ数日みなぎっていたやる気が急になくなり恐怖に陥る。
問題文が文字通りに読めなくなり、計算機も手が震えてたたけなくなり大パニックに陥る。
やる気があるのに体が気持ちについていかない?体が元気なのに気持ちがついていかない?そんな感じでとても恐怖を感じたのを覚えています。
夜になり何とか気持ちを切り替え後悔しないようにと、みこさんに質問ラインをしたときに、「それだけ緊張できるのは今まで頑張ってきた人の特権、ドキドキできるようなスリリングなゲームに参加できるということでも人生経験になる、結果がついてくればラッキー、試験を楽しむくらいの気持ちでリラックス」と少し省略しておりますが長文のラインをいただきました。楽しもうという気持ちで試験を受けたことがなかったため、自分の中で試験に対する認識が変わる。
ラインを頂いてから楽しむことを第一に考えました。試験当日は約4か月勉強した成果をどのように生かせるのか楽しみ!そういう気持ちで試験を受けることにしました。
10月4日(試験当日)
会場の雰囲気に慣れるため、試験会場に早めにつきました。
今日はこの中で一番試験を楽しんで受ける!!!そういう気持ちで受けました。
・通関業法…余裕でした。
・関税法…一瞬終わった…と思い弱気になりましたが、楽しむことを思い出し楽しみました!
・通関実務…何があっても心の底から楽しもうと思いました!最初に申告書のページを見て品名が簡単で注が少なく楽勝!!!加算も昨年と同じ!一つミスったら全部ミスるわけじゃない楽勝!!!よって計算と複数選択、択一は難しいと判断し、申告書を飛ばしました。
計算問題は2つわけわからないのがありましたが、申告書はおそらく簡単だからまぁこんなこともあるよね!と気持ちを切り替えました。
複数選択・択一の難易度はよくわからなかったですが、明らかに得点できるであろうものには時間をかけました。
そして申告書と計算問題に時間をかけることにしました。
今年の申告書は根拠がわかりやすく自信をもって品目分類できました。
途中で盛大なマークミスをし、(0の位置が1番下→1番上になっていた、計算問題の答えを別の欄に書いていた)全消しが2回ほどありましたがそんな自分を受け入れつつ楽しみました!
時間も30分ほどあまり5回以上見直しをしました。
試験後も楽しかった!!!…とすがすがしい気持ちになりました。
今までの人生で試験を楽しんで受けるという概念がなかったので本当にみこさんに感謝しました。今後も試験を受ける際は楽しむことにします。
最終結果(関税協会)
業法:40
関税法:37
実務:30
でした。もうとにかく関税法が怖く合格発表までドキドキしていましたが受かってました。
そして正直実務はもっと点数がとれていたと思っていましたが凡ミスをしていました。
以下、初受験者の私が感じたアドバイスです。
◎自信がなくぎりぎりな人はあまりツイッターを見ない方がいい(特に直前期)
→自分よりできる人が多すぎます。周りの人は自分より勉強の進度が速いし模試や過去問の得点点数も高いため落ち込みます。話している内容も高度です。また、勉強しようと思っているのに眠ってしまったり友達と遊びに行ってしまったりすることもあり自分の意思の弱さに何回も落ち込みました。ツイッターの使用目的や情報の取捨選択をよく考えメンタルやられないようにしましょう!
私は自分の勉強の記録、勉強進度の周囲との比較と、有益な情報収集(模試やテキスト等、申し込み締め切り等の確認)と使用目的を決めていました。イラつくアドバイスをしてくる人やちょっとでも不穏を感じさせる人のツイートはブロック&ミュートしました。
そして、勉強中は落ち込むこともあるとは思いますが、勉強しているだけでも相当偉く褒められるべきことなので自分をほめてあげてください。
◎初受験者は最低6か月前には手を付けたほうがいい。
私は物流会社にいますが、聞きなじみのない単語が多く苦労しました。社会人で余裕をもって試験を受けようと思うなら6か月ぐらい前の4月から手をつけたほうがいいと思います。
通関実務は4か月、関税法は3か月、通関業法は1か月あったら十分対策が可能だと思いますが、並行するのは大変です…
◎通関実務→関税法→通関業法の順に着手したほうがいい。
最初に関税法は飽きるしきついです。
通関実務を勉強すると加算・非加算、納期限系がいかに大切かわかり、関税法に自然と興味が出てくると思います。
◎独学で申告書につまずいた人はみこ会に入ったほうがいい
私はゼロ申の解説がよみたかったのと、計算(方程式)の意味がどうしてもわからなかったため入会しました。私は小学校の算数で既につまずいていたくらい算数が苦手だったので本当に助かりました。記事で丁寧に解説されています。
そして24hみこさんに質問できるのは大きいです。レスポンスが速く根拠付きの正確な答えが返ってきます。みこさんに休息の時間はあるのかと少し心配になりますが…。
入会時期は遅めだったと思いますが、それでも早めに自分の弱点に気づくことができて本当に良かったと思います。独学で勉強を始めた時期が遅いと自分を客観視するのが難しく、弱点を見つけづらくなると思います。
最後にみこさんへ
本当にありがとうございました。
短い間ですが大変お世話になりました。
的外れな質問をして困らせたり、理解力がなくイライラさせてしまうこともあったと思いますが、理解できるまで根気強く教えてくださり本当にありがとうございました。最初から最後までとても心強かったです。
そして試験前日の長文のアドバイスありがとうございました。あのアドバイスを頂けなければ間違いなく落ちていたと思います。たくさんの受験生を抱えお忙しい中本当にありがとうございました。
最初はお値段の安さに怖さを感じていましたが、間違いなくお値段以上でした。
考え方やお人柄、とても尊敬しております。
でもどうかお体には気を付けて、今後のご活躍をお祈りしております。