試験の途中退出

こんにちは!
気候はまだまだ夏ですが、今日から九月です。
秋の味覚が楽しみな私です(*бωб)

さて、今年通関士の初受験をされる方に知っておいて欲しいのですが、この試験、途中退出が認められています。

そして、どの時間も途中退室する人が結構います(こちらの過去記事参照)。

そうすると、自分がまだ問題を解いている間に同じ教室の人が続々退出していくと「もうできたの!?そんな簡単だったの!?」と焦ってしまいますよね。
だけど、焦る必要はありません。

まず、途中退出する人の中には、分からない問題が多すぎて時間をかけても同じだからという人が含まれています。できたのではなくできなかったから諦めたのです。
何度かお話したことがありますが、通関士試験は受験資格の制限がないこともあって、まともに勉強せずに受けに来ている人が多数います。試験会場では雰囲気に圧倒されてしまって、周りの受験生皆が自分より出来そうな錯覚を起こすかもしれませんが、完全に気のせいです。しっかり勉強してきたあなたと勝負になる受験生は、そのうちの一部だけです。

それから、早くできたから退出する人ももちろんいると思いますが、そもそも早く解けることと正解しているかは別です。通関士試験は正答率で合否が決まる試験であり、試験時間内に終わるのであればどれだけ早く解き終えたかは考慮されません。

以上より、途中退室者がいたとしても、全く気にせず自分のペースで解答を続けましょう。

では、逆に自分が途中退室をしてもよいのか?についてです。

これについて、基本的にはおすすめしません。
たとえ自信があったとしても、念には念を入れて、マークミスや問題文の読み間違えなどがないかを終了時刻まで何度もしっかり見直した方がよいからです。試験会場では緊張などから意外と普段しないようなミスをしてしまうことはあります。

もっとも、通関士試験は科目免除のある人以外は全部で三科目受けます。すると、一科目と二科目目の時間については、次の科目の時間に向けて体力を温存したり、クールダウンの時間を長くとるために早めに退室しておくということはひとつの戦略としてありだとは思います。
その場合も、何度も見直ししたからこれで絶対大丈夫!といえるくらいの自信がある場合に限って退室してください。最難関である三科目目の通関実務にばかり焦点が当てられがちな試験ですが、ほかの二科目で失敗したという話も結構耳にします。

以上、途中退室のお話でした。
細かいことかもしれませんが、ちょっとしたことで合否が決まることもあるので、念頭において準備万端で試験に臨んでくださいね!

みーこ

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