こんにちは☀
猛暑もようやくピークを超え、今年の夏も終えようとしています。
試験までもう少し、ラストスパートの時期ですね!
ここからが本当にきつい時期ですが、ここまで頑張ってきたあなたならきっと乗り切れます。
応援してます!
さて、試験がもうすぐということなので、今回はラストスパートの時期における取捨選択の必要性をおはなししますね。
みなさん、ここまでずいぶんと勉強をしてきて、ご自分の学習能力の特性についてそれなりに把握していらっしゃることと思います。
たとえば、自分はこれくらいの時間をかければこのくらいの分量は記憶できるだとか、この教材を使えば理解しやすいだとか、体力的に一日にこのくらいは集中して勉強できるだとかいったような特性です。
そうすると、今から試験日までの期間にできることとできないことが見えてくるはずです。
そこで、いま一度学習計画を見直してみて、何が必要で何が必要ではないのかを取捨選択し、できる範囲に収めて作り直してみましょう。
ここで注意してほしいことがあります。
まず、今までの学習計画は安定して合格を狙うという前提で普通は立てていたと思います。そして、比較的順調だなと感じておられる方は今までと同じ前提で構いません。
しかし、このまま続けてもどうも自分は受からないんじゃないかと感じている方は、一か八か、本当は削らない方がよいところでも重要度の低いところから順に削ることも考えてみてください。
重要度が低いとは、配点が低かったりあまり出題されない分野だったりするところです。
もちろん、本当は削らない方がよいところですから、削れば削るほど合格可能性は減ります。
けれども、今までさんざんあれこれ試してきてできなかったことは、これからも大抵はできません。
たとえば、今まで何度も全範囲を頭に入れるのに挑戦してきたけどできなかった人は、自分の記憶のキャパシティーを超えているのです。それがこの先たった二ヵ月弱でできるようになるとは考えにくいですよね。記憶の方法をガラッと変えればできる可能性もありますが、短期間で新しい方法を習得するのはなかなか難しいでしょう。だとしたら、自分のキャパシティーに収まりそうなところまでどこかを捨てていくしかありません。
また、通関士試験は、配点が高く難易度も高いとされている申告書の勉強に一番力をいれるのが受験のセオリーです。
しかし、高度な事務処理問題である申告書は、ある程度実力があっても安定した得点をするのは難しい反面、多少不安定な実力しかない人でも運がよければ高得点の可能性があります。
一方、申告書以外の多くを占める記憶問題は、知っているか知らないかだけで正解するか否かが決まるので、勉強量と結果がダイレクトに比例します。とくに通関士試験の択一式や複数選択式はそのように作られています。
そうであれば、申告書が多少不安定で、かつ、記憶問題があまりできていないという方は、この先全科目の勉強をしっかりやり切る自信がないのなら、結果の出やすい記憶問題を中心に勉強するという計画にした方がまだ合格可能性は高いでしょう。
これまでやってきた取捨選択は、安定して合格を狙える前提での取捨選択です。
けれども、これからの取捨選択は、人によっては一か八かを狙うための取捨選択になってきます。
不安な気持ちから焦ってあれこれ手を出したくなるかもしれませんが、できない計画に無理してしがみついても一層合格可能性は低くなります。
自分でこなせるだけの計画にしてみてくださいね!
みーこ