【LEC公認】通信講座ご紹介

こんちには。

2020年度通関士試験に向けて、早い方はもう勉強を開始されていますね。

一方、まだ年明けからゆっくり考えたいという方もいらっしゃるようです。

今回は、大手資格予備校LECさんの通信講座を詳しくご紹介します。なんと、「通関士試験みこ」とのタイアップ企画でございます!

当サイトは、独学、通学、通信のいずれかを全員におすすめしているということはなく、個人には向き不向きや環境などの違いがあるのだから、よく考えた上で本人が選択すればよいという方針です。そのために、独学での心構えだけでなく、各種通学、通信講座の紹介もしています(こちら)。

ご紹介した通学、通信講座も、それぞれ長所短所もあれば、人によって向き不向きもあるので、どれが絶対的に優れているということもありません。

また、「通関士試験みこ」がここまで急成長した理由のひとつとして、なるべく中立的な情報提供を心がけてきたことがあると考えております。

以上のことから、特定の企業、団体をひいきすることはしませんし、情報の中立性を守るために、紹介料などの対価を頂くことも一切しておりません。

とはいっても、通関士試験情報サイトですので、発信して価値のある情報であれば、なるべく発信していこうと思います。価値があるものなら皆様に知っていただきたいので、他社様の講座も詳しく紹介させていただきます。ぜひご連絡ください。

今回、LECさんの通関士講座を詳しくご紹介しようと考えたのは、評判が良いわりには、受講生の情報が少なめだなと感じていたことが理由です。

私の元に届いてきた受講生の方々のお話からすると、満足度は高いし、もちろん合格率も高い印象です。私も実際にいくつか教材を確認したことがありますし、購入したものもありますが、全体的に丁寧につくられていて、質が良いなという印象を受けました。内容量も結構ありますね。しかし、そのわりにはあまり情報の数が多くないのです。

これが、受講生自体が少ないからなのか、受講生で私に情報提供してくださった方の割合が少ないのかは分かりません。あまり悩まずパッと受かった方ほど、試験について語ったり、相談されたりすることが少ないので、後者の可能性もあるでしょう。他社講座の受講生でも、内容が充実している講座を取っている人ほど、勉強に困っていないので、私に連絡されてくることが少ないからです。

さて、そういうわけで、他社講座の情報よりは少なめのものしか私は持っていませんが、内容としては、総合すると以下のようなところです。実際に受講された方と、受講を見送った方からのお話です。

  • 教材は分かりやすく、分量も適切で、サポートも手厚く、内容的には満足度が高い。
  • 値段は通関士講座の中では高額なので、出費がかさむ。
  • 通信しかないので、通学を希望している方の選択肢からは外れる。
  • 通信なら他にもっと安いところがあるので、そっちを選んだ。

という感じで、内容面よりも、通信しかないことや、高額であることがネックになっているようです。

そこで、この2点について、実際どう考えたらいいの?ということをお話していきますね。

通信しかない点について

身も蓋もないですが、これはもう仕方がないです笑

通学を希望されている方は、通学にしかないメリットを重視されています。たとえば、生で講義が聴けるので緊張感があるとか、出席しなきゃいけないという心理的な強制力があるなどです。

そのため、はっきり通学と決めている方に、通信のメリットを説く意味はないでしょう。

通学講座を選ばれるのがよいと思います。

価格が高い点について

一方、この点については、一度よく検討してみる方がよいでしょう。

というのも、はっきり言って、通関士試験の講座は、値段が高いものほど内容が充実している傾向があるからです。

やっぱり、安いものはそれなりで、どこかに物足りないところがあったり、そこを自分で見抜いて補ったりする手間があります。提供している方もボランティアではないので、お金をかけずにあれもこれもつけるというのは現実的に難しいからです。そういうものは、「この講座一本で合格できる!」みたいなことを主張していても、実際は結構人を選ぶところがあったりします。

もちろん、うまく補えれば、たとえ市販教材を追加で使用するようなことがあっても、トータルの出費では安く済ませられるでしょう。それに、勘のいい人であれば、あれもこれもお膳立てしてもらうよりも、必要最低限の部分以外は自分で組み立てて仕上げた方が手っ取り早いということだってあります。自分に要らないものをくっつけてもらうよりも、要るものを自分で選んで足した方が無駄が無いからです。究極に言えば、それで済むのであれば、独学が一番手っ取り早いです。

この点でみれば、LECさんは講義の時間や回数も多く、セットの中身が充実していますので、よく分からないからできる限り任せたいという方に向いているでしょう。もちろん、本当によく分からないまま任せきりになるのではなく、自分で主体的に内容を取り入れて勉強することが必須ですよ。

また、価格の低い講座にありがちな質問回数の制限もついておらず、何度でもチューターに質問が可能です。

こういったところが、特徴的です。

さて、じゃあ実際どれくらいの価格なのか、そしてそれは他の通信とどのくらい差があるのかを、LECさんから頂いた資料をもとにかんたんに説明してみますね。

LECさんは割引の種類が多いため、実際それらを適用してみたときの価格を試算して示します。

一応、価格や割引情報自体はホームページで公開されているので、私の判断で、なるべく大切なところをかいつまんでの解説になります。

講座の価格

LECさんの通信講座には、インターネット版と、DVD版があります。

が、今は人が生活できる環境なら大体インターネットは通じるし、スマホやパソコンもあるし、インターネット版の方が価格も安いので…今回DVD版の価格は無視します!

そもそも、インターネットを使ってない方はこのページを読んでいないでしょう。

DVD使ってテレビの大画面で見たいって方は、スマホの画面をテレビで再生させるケーブルでも買った方が安いですよ!1000~2000円くらいで買えます。

また、こまごました単科講座は紹介しきれないので、今回は、いわゆる本科生に該当する基本のパック「2020年合格目標 初学者コース(全66回)」と、同コースに申告書と計算式の追加講座をプラスした「2020年合格目標 必勝コース(全77回)」をご紹介しますね。

まず、一つ目の割引として「通関業務従事者特別割引」なるものがあります。これは、通関業務・輸出入業務を行っている会社に勤めている方は、20,000円引きになる割引です。この対象となる会社はかなり広くとられており、しかも、正社員のみならず派遣社員でも対象となります。この割引を適用後の金額は、カッコ内に示すことにします。

さらに、早期割引というのがあり、早めに申し込めば時期に応じた金額の割引がなされます。早期割引(1/31までに申込み)は4万円、早期割引(3/31までに申込み)は2万円が割り引かれます。しかも、前述の通関業務従事者特別割引と併用されます。

すると、税込価格で

一般価格早割り(~1/31)早割り(~3/31)
初学者コース187,410円(167,410円)147,410円(127,410円)167,410円(147,410円)
必勝コース207,780円(187,780円)167,780円(147,780円)187,780円(167,780円)

となります。

結構安くなりますね?!通関業務従事者特別割引と、早割り(~1/31)を組み合わせたら60,000円も引かれます。

でも、まだ他にも併用できる割引制度があります。

それは、初学者コースに適用される教育訓練給付制度であり、支払った額の20%がハローワークから支給されるというものです。つまり、実質的に上記表の価格から20%引きされるのです。

教育訓練給付制度は、適用要件が少し複雑なのですが、雇用保険に一定期間加入している人、もしくはしていた人が対象です。正確な適用要件についてはこちら

そして、この制度を活用した場合、実質20%引きになるので、下記の金額になります。

一般価格早割り(~1/31)早割り(~3/31)
初学者コース149,928円(133,928円)117,928円(101,928円)133,928円(117,928円)

一番割引金額が低い場合でも、25,000円以上割り引かれていますね。

ちなみに、教育訓練給付制度の適用からは外れてしまったという方でも、退職・離職後1年以内の方は、LECさん独自の割引「退職者・離職者応援割引」というものがあります(こちら)。

これは他の割引と併用はできず、一般価格より20%割引となりますので、

初学者コース149,928円
必勝コース166,224円

となります。

まとめ

以上、簡単にではありますが、基本のコースの価格紹介でした。LECさんは、他にもちょこちょこ割引・還元キャンペーンをやっているので、申込みの際に確認してみるとよいでしょう。

こうやってみると、確かに、割引適用もすれば5万円を切るような通信講座と比較してみれば、高価な部類には入るでしょう。

けれども、先に説明したように、それだけの講義回数や教材の量、質を確保しているからの価格です。

一年にたった一度しかない試験なので、落としてしまうともう一年勉強です。

価格もひとつの考慮要素ですが、これだけ割引きも充実しているので、自分が望むような講座だというのであれば、未来への投資だと考えてみるのもよいと思いますよ。

分割支払いの教育ローンも用意があるそうなので(こちら)、検討してみてください。

LEC 新商品開発課さんからのご挨拶

今回企画を組んでくださった、LEC 新商品開発課の中の人から皆様へご挨拶を頂きましたので、掲載しますね!


はじめまして。

LEC 新商品開発課と申します。


この度「通関士試験みこ」様を通じて、通関士講座の記事を掲載させていただくことになりました。


普段は、通関士講座やその他講座の販売準備やWebページ更新等の作業を担当しています。(最近はTwitterも担当しています)


この記事をご覧いただいている方は、働いている会社・大学等で通関士を知り、2020年11年に通関士試験を目指されていると思います。


通関士のような国家試験はもちろんですが、資格試験には必ず「勉強」が付いてきます。
・予備校の通学、通信で学習される方、
・独学で学習される方
方法は様々と思いますが、学習を継続していけば合格にたどり着けます。
今回の記事が、皆様の学習の手助けの一つになれば幸いです。


余談になりますが、私が通関士を知ったのは、LECに入社して現在の「新商品開発課」に配属となってからで、それまでは貿易に資格がある、ということも分からない状況でした。
・配属になって初めて私が担当した資格であり、
・伊藤講師
(※LEC通関士講座担当講師)の席が私の席の前で、頻繁に会話をするようになった
ということもあって、次第に「通関士」に興味を抱くようになりました。
現在は、一から理解していくため、貿易実務から勉強中です。


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