翔泳社×みこ会 「翔泳社 通関士 完全攻略ガイド2025年度版」 プレゼントキャンペーン

 こんにちは!

 今年の合格発表も終わり、みこ会にも来年に向け既に多くの方がご入会されています。

 みこ会でもこれまでたーくさんの合格者が使用されている人気テキスト、

 翔泳社「通関士 完全攻略ガイド」

 の最新版である2025年度版が、2024年12月16日に発売されます

 通称、「ヒュー赤」(ヒューマンアカデミー著の赤い表紙のテキスト)

 と呼ばれている書籍です。(ちなみに過去問集の方は「ヒュー青」)

 翔泳社さんから頂いたカバー写真はこれ!!

 

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翔泳社×みこ会 「翔泳社 通関士 過去問題集 2024年度版」 プレゼントキャンペーン

2024年に入り、今年の通関士試験に向けて勉強されている方もだんだん増えてきました。

各社新年度版の過去問集を発売するシーズンですのでどれを購入しようかなー?と迷っておられる方もいらっしゃることでしょう。

今回は、2024年2月15日に発売される

と、

毎年恒例となった

となります。

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試験当日の日記(2023年度 名古屋)

毎年受験生の方から、試験当日の様子を時系列で記した日記を寄稿していただいております。翌年以降の受験生は、試験当日の様子や受験会場での注意点等を参考にされてください。

57回通関士試験を名古屋学院大学 名古屋キャンパスしろとりにて受験しました。
建物が綺麗で、快適でした。

当日は朝7時過ぎに会場到着。早いかもーと思いましたが、既に数名受験生がいました。建物の入口で受験教室を確認して、階段で各フロアへ。
フロアの廊下に机・椅子があり、教室に入室する前でもゆったり参考書を読んで過ごせました。

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翔泳社×みこ会 キャンペーン 「翔泳社 通関士 過去問題集 2023」

2023年に入り、今年の通関士試験に向けて勉強されている方もだんだん増えてきました。

各社新年度版の過去問集を発売するシーズンですのでどれを購入しようかなー?と迷っておられる方もいらっしゃることでしょう。

今回は、2023年2月15日に発売される

「翔泳社 通関士 過去問題集 2023年度版」のご紹介

と、

毎年恒例となった

同書籍プレゼントキャンペーンの告知

となります。

翔泳社さんいつもありがとうございます!

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【LEC50%OFF】2023年新春 LEC×みこ会タイアップキャンペーン

あけましておめでとうございます。皆様本年もよろしくお願いします!

今年も待ちに待ったこのシーズンが来ました。

早めに勉強を始めた受験生だけが気づけるこのキャンペーン。

LEC単科講座+模試50%OFF!

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通関士試験体験記in沖縄

第56回(令和4年度)通関士試験の合格者の方から、試験日の日記を頂きました。

毎年合格者の方に頂いているものですが、来年以降受験生が当日の流れをイメージするために参考にしてもらうことと、その年の受験生に想い出に浸ってもらうことを目的として掲載しています。

沖縄は受験人数が少なくお話を聞ける方が珍しいので、沖縄受験される方にとっては特に貴重な情報です。沖縄の合格証書はとっても立派なデザインですので、遠方に在住の方もあえて沖縄証書を貰うため遠征受験するのもいいですよ!

56回通関士試験(2回目)にて無事合格出来ました!㊗️
試験についての体験談を寄稿させて頂ける機会を頂けたので、
少しでも参考になれば嬉しいです😆

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翔泳社×みこ会 「翔泳社 通関士 完全攻略ガイド 2023」プレゼントキャンペーン

こんにちは!

今年の合格発表も終わり、みこ会にも来年に向け既に多くの方がご入会されています。

みこ会でもこれまでたーくさんの合格者が使用されている人気テキスト、

翔泳社「通関士 完全攻略ガイド」

の最新版である2023年度版が、2022年12月19日に発売されます。

通称、「ヒュー赤」(ヒューマンアカデミー著の赤い表紙のテキスト)

と呼ばれている書籍です。(ちなみに過去問集の方は「ヒュー青」)

翔泳社さんから頂いたカバー写真はこれ!!

完全攻略ガイドがどのようなテキストかについては以前詳しく説明しましたので、そちらをご覧になってください(こちら)。

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第56回通関士試験 合格発表。受験生の皆様へ。

2022年11月8日に、第56回通関士試験の合格発表がありました。

合格された方、おめでとうございます。

合格に必要な勉強量は人それぞれですが、なんとなく勉強しているだけでは受からない試験であることは間違いありません。ああでもないこうでもないと試行錯誤しながら、今自分に必要な勉強をコツコツ積み重ねてきた結果です。

とりわけ数年かけて取得された方は、喜びもひとしおかと思います。もしかすると、安堵の気持ちや信じられない気持ちが大きいかもしれません。

自信を持ってまた次のステップに進まれるあなたを応援しています。祝!

残念だった方、気持ちがまだ落ち着かないときは、ゆっくりしてからこの先どうするか決めてくださいね。

再受験して合格される方も沢山いますし、中には本当に長い年月をかけて到達された方もいます。合格すれば合格証書の価値は皆同じです。大事なのは、その資格を自分が欲しいのかどうかです。欲しければ、何年かけても目指せばいいのです。

また、別の道に興味が出てきたらそれはそれで素晴らしいことです。合格してもしなくても、道は1つではありません。自分の気持ちに素直になれますように。

第57回試験に向けた「みこ会」がオープンしました!初めての方も再受験の方も、お待ちしております。あなたにぴったりなご提案をさせていただきます。(こちら

マウンハーフジャパン×みこ会タイアップ企画第2弾!『2022通関士試験合格ハンドブック』購入者へプレゼント

明けましておめでとうございます!

今年も皆様どうぞよろしくお願いします。

前回、「通関ビジネス実務検定」でマウンハーフジャパン(MHJ)さんとタイアップ企画を行いましたが、たくさんの方々から受験のお申し込みを頂きましてありがとうございました。

せっかく多くの方に喜んでいただけたので、じゃあ続けて盛り上がってもらいましょうということで…

MHJさんの有名な通関士試験テキスト『通関士試験 合格ハンドブック』の2022年版がちょうど先日発売されましたので、購入者の方に向けたプレゼント企画を実施します!

やったー!!

ではいくぞ~。最後までよく読むのだ~。

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今年残念だった方へ

こんにちは。

今回は、今年の通関士試験を受験されて残念な結果になってしまった方へのメッセージです。

11月26日の合格発表日から少し時間が経ってしまいましたが、特に頑張って試験に臨まれた方は気持ちも動揺してしばらく考えたくないだろうと思い、本日投稿することにしました。

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もみじの勉強部屋×みこ会タイアップ企画!現役通関士ライブ

たくさんの通関士試験受験生をまとめてzoomオンライン勉強会や模試会を開き、自身も今年合格されたもみじさん。引き続き「もみじの勉強部屋」でオンライン自習室や受験生のグループを作っておられます。今年も既に盛り上がっており、11月末に「もみじの勉強部屋」主催で行われた55回合格者&56回受験生オンライン座談会では約100名の方が参加されました。すご!!

そして今回、もみじの勉強部屋とみこ会タイアップ企画として、みこ会卒業生の現役通関士さんに、通関士のお仕事や就職・転職相談ライブを行ってもらうことになりましたー!!

通関士ってどんなお仕事なの、興味あるけど通関士さんが周りにいなくてよく分からないな、就職・転職について現役通関士さんの立場からアドバイスをもらいたいな、という方は絶対参加だよ!

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翔泳社×みこ会 「翔泳社 通関士 完全攻略ガイド 2022」プレゼントモニターキャンペーン

こんにちは!

11月26日に合格発表も終えたばかりで受験生界隈はまだ騒がしいムードですが、合格者に触発されて、早速来年2022年度通関士試験を受ける方々も集まってきています。

合格発表翌日に行われた、今年の合格者もみじさん主催のzoom合格者座談会には100名程の合格者&受験生が参加され、今年の合格者の方々から様々なお話が聞けました(こちら)。座談会のアーカイブもしばらく残っているようなので、見てみたい人はもみじさんにコンタクトしてね。

さて、今ご紹介した座談会で何名もの合格者が使用されていた人気テキスト、翔泳社「通関士 完全攻略ガイド」の最新版である2022年度版が、2021年12月16日に発売されます。

どーん!

翔泳社さんからせっかく頂いたので、カバー丸ごと!

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試験日の合格者日記(大阪)「55回通関士試験戦いの記録」

昨日、名古屋会場合格者の方から日記を頂きましたが(こちら)、今回は大阪会場合格者の方から頂きました。会場は全国各地にあるので、ご自分が受験される会場のものは特に参考にしやすいと思いますよ。

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試験日の合格者日記(名古屋)「試験前日~当日にかけての流れ、注意事項について」

第55回(令和3年度)通関士試験の合格者の方から、試験日の日記を頂きました。

毎年合格者の方に頂いているものですが、来年以降受験生が当日の流れをイメージするために参考にしてもらうことと、その年の受験生に想い出に浸ってもらうことを目的として掲載しています。

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55回試験合格発表&みこ会オープン&合格者と交流のお知らせ

本日は第55回通関士試験の合格発表日でしたね!

合格された方、おめでとうございます。みこ会卒業生の方々から続々と合格の報告が届いていて、私もまだ慌ただしい状況です。もちろん、とても嬉しく思っています。

残念だった方、リベンジを目指すにしても別の道を行くにしても、人生はまだまだ道半ばなので気楽に構えましょうね!

さて、第56回みこ会が本日オープンしました。

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《告知》55回&56回通関士試験受験生座談会

2021年11月26日(金)に第55回通関士試験の合格発表が行われますが、その翌日の11月27日(土)に、55回試験受験生と56回試験受験生が交流もできる座談会をzoomにて行います。参加無料。

自己採点の結果おそらく今年合格されると思われる55回受験生も沢山参加予定ですので、来年の56回試験を受ける予定の方や、ちょっとでも気になる方はぜひご参加ください。

受験生は合格後だんだんと試験のことから離れていくため情報が少なくなっていきますから、発表直後で気分が良くなっている時に沢山情報頂いちゃいましょう!

試験は毎年少しずつ傾向を変えていきますので、特に最新の合格者のお話は貴重です。

マイナー試験なので元々の情報が少なく、やっと得られても数年前の情報で今の傾向や情勢からすると対策としては古かったりもします。

今の合格者がどんな勉強をして、どんな対策を立て、どんな壁を乗り越えてきたのか、リアルな意見を聴いて来年の参考にしましょうね!

遠慮せずもみじさんにご連絡を。

第54回通関士試験合格発表!とその他いろいろ。

昨日2020年11月27日に、第54回通関士試験の合格発表がされました。

合格された皆様、本当におめでとうございます。

悔しい結果となった方も、リベンジするのであればまた仕切り直していきましょう。

昨年度から免除科目別の合格者数・合格率や男女比等のデータを税関が詳細に発表しています。

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関税協会のガイダンスで講演した人のお話

今回は、関税協会のガイダンスで講演をする立場の方からお話を頂けましたので、参加者の立場と対比して、講演者である合格者の方の目にはどのように映ったのか、という視点からご覧くださいませ。

関税協会通関士養成講座の感想も述べられていますので、同講座の申し込みを検討されている方のご参考にもなるかと思います。

“関税協会のガイダンスで講演した人のお話” の続きを読む

2020年あけましておめでとうございます

皆様、明けましておめでとうございます。

昨年は大変お世話になりました😊

今年は、もっともっとつながりをつくって、より受験生の皆様のお役に立てるコンテンツにしていきたいとおもいます。

いつも読んでくださっている方、応援メッセージをくださる方、いろんな知恵や勇気を与えてくださる方、その他みんなみんな、とっても感謝しています!

2020年通関士試験を受験される人は、ぜひ合格しましょう!

みこ

ちょうどやる気にならない時期だよね

こんにちは!

この試験は、通常は、次回の試験を受けるつもりでみなさん勉強をしています。それは、通関士試験は受験資格の制限がないことや、合格を狙えるレベルまで実力を持ってくるのに6ヶ月から10ヶ月程度の期間がかかるので次の次以降の試験まで先伸ばしする必要がないことなどが理由として挙げられます。
そうすると、早い人は去年の年末や今年の初めから勉強を始めているため、そういう人達にとっては特に今は、勉強やる気にならないなと思う時期にあたるのようです。

というのも、勢いで始めてみたものの、難しかったり面倒な作業が多かったりしてやる気がなくなってきたという、壁にあたってしまうパターンがまず一つ考えられます。
特に、法律を学んだことのない人達にとっては、通関士試験の勉強は、今までに学んできたことの経験が生かされにくい異次元の勉強になってきます。日本語のようで日本語でないような言い回し、謎の理論、覚えたつもりがなぜか解けない問題…。すると、最初の一ヶ月、二ヶ月くらいなら当初の勢いで頑張ってみるものの、三ヶ月、四ヶ月と経過するうちに、これってほんとに自分にできるのかなと疑問になり、だんだんつまらなくなってきて、教科書や問題集を開いたり机に座ったりする時間は減っていくのです。

このパターンの人は、大きく環境を変えて刺激をつくれば、復活の可能性ありです。
今まで独学や通信講座でやっていたけれども、通学形式の予備校に参加して生の授業に触れたり、受験生の仲間を作ってみるとまたやる気がでてくるかもしれません。
また、予備校にはいけないんだよなあという事情の方でも、受験仲間を作ることは、SNSなどを使えば最近はわりと簡単にできます。
このブログを読んでくださっている方には、私のTwitterから流れてきている方もいらっしゃるので、そういう方はすでにご存じだと思いますが、資格試験のモチベーションや仲間づくりのためのアカウントを作っている人もたくさんいます。私がTwitterで知り合った限りでみると、年齢層も性別もお住まいの地域もバラバラなので、どんな人でも参入しやすいと思います。
通関士試験受験生の年齢層は30歳から50歳くらいのやや高めがボリュームゾーンになっているので、それくらいの年齢層の方が多いSNSを利用する方がもしかすると見つけやすいかもしれません。メジャーなものだと、Facebookは年齢層がそれくらいの人が多く、Twitterだとやや若い人の割合が増え、Instagramになってくると若い人中心といったところです。
実際にメッセージのやりとりもできるので、同じ悩みをもっている方同士で悩みを共有したり、励まし合ったり、お互いがよければ直接会ったりもできますよ。

もう一つありがちなパターンが、二回目以降の受験生が、中だるみしてしまうパターンです。
このパターンの人は、去年の試験まででそこそこ点数がとれていてもう一歩だった人に多いようです。なぜなら、それくらいの人だと、そんなにたくさん勉強することがないからです。今まだやらなくてもいいかなと危機感が薄れてくるみたいですね。

このパターンの場合、実際5月以降に再開しても何とかなるかもしれません。人によっては、夏からの追い込みでも間に合うと思います。今は忘れてしまっていても、一度ある程度は覚えているので、通関士試験の範囲の分量だと覚え直したり慣れたりするのにそんなに時間はかからないはずです。
思いきって、ここはしばらく休んでみるのも手ではないでしょうか。そこまで頑張れたあなたですから、試験が近くなればまた危機感が出て勉強すると思います。ここまで来ればあとは短期集中作戦で最後に巻き返すのもありですよ!

いずれにせよ、本当にもうどうしてもやる気がないなら、やめたっていいんです。
別に試験に受からなくたって人生やっていけないというほどのことではありません。
人に迷惑かけないなら、ご自身が思うように生きても、誰にも文句言われる筋合いはないのです。
あまり悩んでふさぎこまないようにしましょう。

みこ

正しく知れば怖くない #2

おはようございます🌱

前回からのつづきです

①情報収集のつぎは、②情報分析です。
情報分析は、集めた情報を大切なものとそうでないものに選別した上で、そこから導かれる結論をみつける作業です。

そこで、まずは、情報の選別です。
あなたが集めた通関士試験に関する情報は、信用できるものもあればそうでないものもあるし、重要な事実に関する情報であればそうでないものもあります。もちろん、これらは白か黒かはっきり分かれるというよりも、中間のグレーゾーンがあり程度差があるだけです。
そのため、信用できそうなものや重要な事実に関するものに近い情報ほど、大切なものと考えればよいです。
では、そういった情報をどうやって判断するのでしょうか。

信用できそうかを判断するには、まず、情報提供元の信用性をみます。
例えば、過去問であれば、財務省が税関のホームページを通じて公開していることから、ここで得た過去問が偽物であるとは考えにくいので、十分信用性が高いといえるでしょう。ちなみに私は、通関士ポータルというサイトから過去問を得たのですが、公益財団法人が運営元なので信用性はあるだろうと考えていました。また、人から聞いた話であれば、発信元から直接聞いた情報のほうが、他人を挟んで間接的に聞いた情報より信用性は高いですよね。人づてに聞いた話は尾びれ背びれがついてゆくもので、多かれ少なかれ話が変わって伝わるからです。さらに、その人自体の話が信用できるかどうかというところもポイントになってきます。話が適当だったり、説明が下手であったりする人からの情報は嘘とまでは言えなくとも不正確な可能性が高いからです。
次に、情報の新しさをみます。
人から聞いた情報は、新しいほど信用性が高いのです。大昔に受けた人の話は、話す人の記憶が薄れていくため不正確になりがちだからです。もっとも、受験指導講師のように継続的に研究している人の話であれば、記憶が維持されやすいのでこの限りではありません。さらに、過去問のように公的に文章でデータが残っているようなものであれば、改変されにくいので信用性が低いとはいえません。
さらに、同じ情報を発信している人の数もみましょう。
多くの人が同じことを言っているときは、信用性が高くなると考えられます。

そして、重要な事実に関する情報かどうかの判断には、あなたにとってどのくらい役に立ちそうかで決めます。
例えば、試験の問題内容に関するものや、あなたが苦手とする分野の学習法などの得点に直結する情報は普通は役に立つといえるでしょう。しかし、もしそれらが通関実務に関するものならば、科目免除がある人にとっては役に立たない情報です。また、すでに知ってるものであればそれほど役には立ちません。
その他、過去問であれば、古いものよりも直近のものの方が次回の傾向により近いため役立ちます。
それから、信用性の判断とも重複しますが、話が適当だったり説明が下手だったりする人の考えを入れた情報は、役立たないことがよくあります。その人がおすすめする勉強方法についての情報などです。こういう人は、物事を頭の中で整理して組み立てるのが苦手だったり、他人には理解できない思考を持っていたりするので、合理的な判断が得意ではないからでしょう。

このようにして選別した情報から、導かれる結論をみつけます。
これを行うには、先ほど選別した情報の中で大切なものを中心として、使う教材、力を入れる分野の勉強、試験当日のシュミレーションなどを組み立てていきます。
このときに注意して欲しいのが、他人任せにするのではなく、自分で一度考えてほしいということです。あなたのことを一番理解出来るのはあなたです。
あなたにはあなたに合った方法があるし、他人が言ったことが全てあなたに当てはまるということはないのです。人はそれぞれ考え方が違うので、別々の人がそれぞれ真逆のことを言っている情報だってあります。
また、当たり前のように出回っており、信用性が高いと言えそうな情報でも、よく考えれば実はそうでもなかったということもあります。とくに、通関士試験は受験業界の規模が小さいため、業者や講師の数が少なく競争があまりないので、質が悪く雑な分析や対策を教えていることが結構あるようです。
私自身も、受験中に情報を分析していく中で、なぜこんな非効率的なことを教えるのだろうか、とか、もう少し分かりやすく説明してくれないと誤解するのではないか、と思ったことがよくありました。

以上の①情報収集と②情報分析は、自分は忘れっぽいとか、忙しくて覚える暇がないという人は、情報ノートをつくってその都度簡単に記録して保存しておきましょう。そうすると、矛盾や重複がわかりやすいのであとで分析しやすくなるというメリットもついてきます。

正しく知って、自信をもって試験に挑みましょう!

みーこ

正しく知れば怖くない #1

こんにちは🌼

通関士試験を次回受けるみなさんは、試験問題の難しさや合格率の低さをみて不安になってしまうことってありませんか。
こんな難しい問題解けるのかな、周りはみんな自分より賢そう、私の対策まちがってないかな…
あれこれ考えていると、自分には合格なんてできないかもしれない、と悲観的になってきちゃいますよね😔

でも、大丈夫!
しっかり試験のことを調べて、正しく知れば、それだけであなたは2歩も3歩も他の受験生よりリードできるし、問題が解けるようにもなってきます。そしてその先には、あなたの合格が待ち受けています!!
試験を正しく知るということは、それを元に対策を練ることができるということなので、合格への大切なファクターなのですが、意外とできていない受験生が多いんです。通関士試験の場合も、その傾向が強くあるようにみえます。
これは、通関士試験は確かに難しい試験ではあるけれども、超難関というほどでもないため、法律を学んだことのない人や、そんなに勉強が得意というわけでもない人の割合も高く、試験を知ることの大切さやそのための方法がわからない人が多いからではないでしょうか。
確かに、簡単な試験であれば、この点をあまり意識しなくとも、なんとなくやっていれば合格できたということはよくあります。
しかし、通関士試験のレベルになってくると、なんとなくではなかなか合格できないし、合格できたとしても正しく知っていた人の何倍も勉強しなければならなくなってきます。
私は、この試験を友達と一緒に受けるにあたって、友達の勉強法を間近でみているうちに、そもそも試験を知ることが出来ていないと感じました(こちらの過去記事参照)。また、過去の学生時代を振り返ってみると、勉強が苦手だという人はどの試験に対しても、やっぱりその傾向がありました。
そして、通関士試験の受験勉強中から合格後の現在まで、私は、通関士試験経験者に会ってみたり、このブログやTwitterなどを通じてコンタクトをとって頂いたりして体験談を集めてきましたが、まだ受かっていなかったり、受かるまでの回数が多い人ほど、同じくその傾向があるように思えました。

そこで、今回と次回の二回に分けて、通関士試験を正しく知るためのお話をしますので、みなさんの不安を軽減できたらよいなと思っています。

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試験を正しく知るということは、その試験の傾向を知るということです。
それは、次の試験も傾向に沿った出題となるからです。
とくに、通関士のような国家資格の試験には、何の予告も無しに傾向から外れた問題ばかりがでるということはありません。国家資格は、法律によって一定の社会的地位が国から与えられる試験です。そのため、その試験は国が資格を与えるのに相応しいかを判断できるような問題で丁寧に作られています。よって、作成者の個人のきまぐれで、なんだか飽きたから変な問題入れてみようかなー、なんてことは当然出来ず、多少の幅はあってもちゃんと傾向に沿ったものになります。
これは、設問ひとつひとつごとにだけ当てはまるのではなく、その年度の試験問題全体として見たときにも当てはまることなのです。例えば、今まで配点が低かった分野の問題は、今年度もやっぱり配点が低く振られてきます。それは、配点が低かったということは、そこはそれほど通関士試験には重要ではないと作成者が考えているということであり、今年度も同じなのです。だから、毎年1、2点しか配点のない分野が突然10点や20点も配点されるなんてことは絶対ありません。

そして、傾向を知るには、①情報収集と②情報分析の2段階の作業を必要とします。

まず、①情報収集です。
これは、試験に関する情報を集める作業なのですが、ここで一番大切になってくる情報は過去問です。
過去問はまさに過去の試験の傾向がそっくりそのまま表れたものだからであり、ここで問われているのと似たようなことが今年度の試験でも問われるからです。
なので、過去問を真っ先に当たってください。
他に大切な情報は、過去の受験生の体験談です。実際に過去に受験した人は、試験を受けるにあたって色々な経験をしているはずです。試験についてあなたが知らなかったり、想像できなかったりした内容がそこに入っています。それらは、あなたが勉強し、試験を受けるために何をして何をすべきでないのかの参考となります。
受験生であれば、合格した人もそうでない人もどちらでも構いません。むしろ、それぞれから違った角度でみた情報が得られるので、両方の体験談を得るのがよいでしょう。合格した人からは、受かるために何をしたかという情報を中心に得ることができるし、そうでなかった人からは、必要なのにしなかったことや不必要なのにしてしまったことの情報を中心に得ることができます。
それから、受験指導をしている講師からの情報も重要です。この方達は、通関士試験を教えることを仕事にしているので、試験について研究もしているし、たくさんの受験生を見てきています。多くの情報を持っています。

何にせよ、①情報収集の段階では、できる限りたくさんの情報を集めてください。重要かそうでないかの選別は②情報分析で行うので、まずは情報量があるに越したことはありません。

#2へつづく (๑ơ ₃ ơ)✨

社会人通関士試験受験生

こんにちは( ˘ᵕ˘ )

通関士試験の受験生には社会人の方が多いと聞きます。
私が試験会場で確認した限りでも、年齢層が30から50代の方が多いように見えましたので、実際そうなのでしょう。
そうすると、勉強は仕事の合間に行うことになるので、時間を自由に設定することができなくなります。また、仕事で体力をつかっている分、頭が働きにくくなりますね。
そこで、時間や体力との関係でなかなか思ったように勉強できないよという方は、自分の使える時間や、脳の活動の特性を知ることから始めてください。

まず、使える時間を知るには、日、週、月というように時間を区切り、それぞれどこにどのくらい空き時間を作れるかを考えます。
そして、学習計画を作って、その計画の勉強が達成出来るように、空き時間の中に埋めていきます。
もちろん、最初は何をどこにいれてよいか分からないと思うので、大ざっぱでよいので入れてみてください。
しばらくその計画通りの勉強をしていくと、だんだんと思うようにいかないところがでてくるのではないでしょうか。例えば、朝の通勤で電車に乗っている時間は30分間だけれど、この時間で問題を2ページ解く計画なのに、1ページずつしか解けそうにない、といったようなところです。
そこで、初めて計画を修正していきます。1ページしか解けないんだから、残りの1ページは帰りの電車内でやろうとか、もしくは、問題を解くのではなく講義を聞いてみるということです。
そうすると、自分の使える時間で、適切な勉強ができるようになってきます。
しかし、もっと難しいのはここからです!🔥
このようにして、自分のできる時間の範囲で勉強していると、勉強時間が足りず長期計画が達成できそうにないということが、社会人の皆様は往々にしてあるのではないでしょうか。
そうなると、今まで勉強時間としていなかった時間を、少し無理してでも勉強に充てることになりますね。
週に1度は休みたかったけど、午前中だけはやっぱり勉強するとか、休日前の夜だけは少し夜更かしして勉強するなどです。
それでもどうしても無理なら、最後の手段として、ノルマを減らすしかありません。その分より集中して勉強してください。
このように、無理に勉強時間を増やしたり、ノルマを減らしたりすると、どこかでしわ寄せがくるかもしれません。なので、まずは使える時間を知って、そこに効率よく勉強を割り当てることから始めましょう。無理をするのは最後の手段です。

次に、脳の活動の特性ですが、これはかなり個人差があるので、一般論があまり当てはまらないところがあります。
一般的には、朝の方が夜より活発に頭が働くので朝に考える科目をもってきて、また、寝る前に覚えたことは記憶として定着しやすいので夜に記憶科目をもってくるのがよいと言われていますが、真逆の方がやりやすいというような人も結構います。
また、夜は早めに寝て早起きした方がいいともよく言われていますが、夜更かしした方ができるなんて人もまあまあな割合で耳にします☀🌛
そのため、一般論にさほどとらわれず、ご自分の思うがままに色々試してみた方が良いのではないでしょうか。やってみて、これがしっくりくるというのがあるはずです。
ただし、やはり適切な睡眠時間というのはそれぞれの方にありますので、睡眠時間を大幅に削るというのは大抵の場合失敗しています。よく、徹夜で勉強してもテストでいい点数が取れた!と言う声を耳にしますが、正確には、徹夜したわりにはいい点数が取れたということにすぎません。普段からこつこつやってしっかり寝てればもっといい点数がとれますので、その点間違えないようにしましょう。

最後に、話は変わりますが、社会人受験生では、実務経験者は実務に引きずられすぎて試験がうまくいかないパターンが散見されます。
通関業務は、通関士資格がなくとも実務につくことは禁じられていないので、実務経験者受験生の割合が高い試験でありなおさらです。
たしかに、実務をやっていらっしゃる方は、ご自分の仕事に誇りや楽しみを持っているために実務中心に考えたいという気持ちになりがちです。
もちろん、こういった誇りなどはとても素晴らしいことでありぜひ今後も持ち続けてください。しかし、実務と試験は似て非なるものです。試験には試験の独特のルールや範囲があるので、そこに合わせていくことが求められています。料理上手な人が、栄養学に詳しいとは限らないようなものです。
そのため、試験勉強と実務で違うところが出てきたからといって、実務のやり方に合わせないようにしてください。知識はもちろん、解法だって試験に寄せたものの方が合格へは近道です🙌

みこ

問題を解いてみよう

おはようございます🐔✨
2月もあっという間に残すところあと一週間。
みなさん、思ったように勉強は進んでますか?
まだ少し時間のある今のうちにたくさん失敗して、早めに修正することでこの先ぐぐっと実力は伸びますよ
最初は誰でもできなくて当たり前!くよくよせずにできないところをひとつひとつ潰していきましょう!

今日は、アウトプットの勉強についてのお話です👌

本試験では解いた問題の得点で合否が決まるので、いくら教科書を読んだり講義を受けたりして頭に知識が入っても、問題を解く力に結びつかないと得点はできません。
そのため、問題を解く勉強も並行して行うのですが、そのときどんなことに気をつけるするのがよいでしょうか。
通関士試験では、三科目の試験が行われ、出題形式も選択式、択一式、計算式、申告書と四種類あるので(厳密には選択式は二種類あるので実質は五種類)、それらに応じた戦略、注意点などもあるのですが、今回は全体に共通した留意点の説明をします。

みなさん、問題を解き終わった後、答え合わせをしますよね。
すると、正解した問題と間違った問題とがでてきます。いや自分は間違わないよという方は、もう勉強する必要はないので話は終了ですが…😓
このとき、間違った問題については、その理由を分析して次回は間違わないようにするとともに、似たような問題が出たときにも間違えないようにする必要があります。間違いの修正を繰り返すことで正解する確率を上げていくのです。そうすると、だんだん実力になり、合格ラインに達することができます。
そこで、どうやって間違えないように修正していくかというと、これには二種類の方法があり、両方とも必要になってきます。

それは、一つは間違いを感覚的に防ぐ方法であり、もう一つは構造的に防ぐ方法です。

まず、一つ目の感覚的に防ぐ方法とは、自分の間違いのパターンを把握して、気をつけることでそのパターンに陥らないようにするものです。


これは、問題を解くのに慣れていくことで身につきます。
ということは、慣れるために問題を解く作業を重ねていくしかありません。
私は、こういう言葉を使うのは好まないので極力言わないのですが、そのために必要なのは気合いです。気合いを入れて数をこなして下さい。

もう一つの構造的に防ぐ方法とは、なぜ間違ったのかを把握して、間違えないような仕組みを作っていくことで誤答を防ぐものです。


この理屈自体は結構多くの人が知っていたりするのですが、そんなこと知ってるけどうまくいかないんだよと言う人は、その仕組みが甘いということが往々にしてあります。
例えば、覚えていなかったから間違ったので、今覚えた、もしくは覚えるために教科書を読む時間を増やしたという対策をとったとします。これはこれで次また間違えないような仕組みだとは一応言えますが、まずいのは、この仕組みを作ったにもかかわらず、何度か同じ問題や似た問題を解いてみてもまた間違えたという場合です。


このようなとき、これは仕組みが甘いということなので、また同じ仕組みで乗り切ろうとしても失敗する可能性が高いでしょう。そのため、それより高次元の、つまりより根本的な仕組みを作らなければならないのです。それは、今覚えたことを忘れないようにするために覚え方を変えてみるだとか、教科書の読み方自体を変えてみるといったようなことです。


そして、それでもやっぱり間違えが続くようなら、全く発想の違う仕組みを作るか、更に高次元の仕組みを作らなければなりません。そのためには、間違いの原因や、仕組みの失敗原因を的確に分析していくことが必要になります。


これは、問題文を読み違えてしまうだとか、計算をミスしてしまうだとか、申告書で時間が足りないだとかの他の理由での間違いの場合も同じです。読み違えてしまうなら、どういう状況でどういう問い方をされたときにそれが発生するのかを知る必要があります。計算ミスとは、単なるケアレスミスなのか、根本的に算数を理解していないことによるミスなのか、それとも他に原因があるのか考えてみてください。申告書で時間が足りないなら、解く際にどの部分にどれだけ時間をかけているのか細かく分けてみて、短縮できそうな箇所はどこか分析しましょう。


なんだかよくわかんないからもういいや、と考えを止めてしまえば、いつまでも伸びないままです。諦めずに細かく丁寧に分析を続けて下さい。


特に、試験に何回も失敗している人は、勉強量はかなり積んで慣れていることが多いので、仕組みに問題がある可能性が高いです。そして、何度もチャレンジしている分、きっと今までご自分なりにできる工夫はされてきたはずなので、より綿密に分析して仕組みを作るか、がらっと発想を転換しないと殻を破ることが困難だとおもいます。何度もうまくいかないのに同じやり方で特攻しても、また失敗する可能性の方が高いので気をつけてください。

構造的に防ぐ方法は、感覚的に防ぐ方法を後押しするものです。
いくら良い仕組みを作っても、問題を解いて慣れていかないと実力はつきません。
しかし、逆に、仕組みができていなければ、いくら気合いで数をこなしても上達が遅かったり、伸びしろが少なくなったりしてしまいます。
理論と実践、両面からアプローチを続ければ、あなたの合格証書はもうすぐそこにあります。

みこ

講義は受ける?受けない?

こんにちは🙌
みなさん、もう今年の試験に向けて勉強はじめてますか?
今年が初めての受験、もしくは去年の受験で合格点に遠く届かなかった方は、勉強すべきことが多いのでもう始めましょう。

今日のお話しは、前回少し触れた講義についてのお話しです。


講義とは、講師が話しをしたり、図を書いたり、あるいは身振り手振りを使用したりして受講生に対して学習内容を解説する授業形式ですよね。みなさん、小学校の頃から学校では講義を基本にして学習してきたはずであり、おなじみの学習スタイルであるとおもいます。
そのこともあってか、資格試験の勉強をするときにも、初学者は講義を受けた方が効率がよいから、予備校や通信講座を利用するのが無難であるという刷り込みがあるのではないでしょうか。


しかし、この刷り込みは半分正解で半分間違いです。
なぜなら、講義は物事を多面的にとらえさせたり自分の意見を育てさせたりする学問や、リスニング力が不可欠な語学などを学ぶときには必須ですが、大半の資格試験のように解答をみちびく手順が単純で幅のない勉強をする場合にはなくとも構わないからです。
そして、通関士試験は後者に入るというのが私の率直な感想です。


というのも、通関士試験においては、1時間目と2時間目に行われる試験科目は全部単純な記憶問題であり、3時間目の通関実務も配点の半分近くは同様です。また、通関実務のそれ以外の問題についても、手順の単純な税金の計算問題と、事務処理問題です(もっとも、「単純な」というのは、解答を導くための手順が少なく、しかもパターンが少ないから、解き方に悩む必要がないという意味であり、通関士試験が簡単な試験だというわけではありません。記憶することも多いうえに、短い試験時間の中でミスなく解答するのは結構難しいことなのです。)。
そのため、教科書を読めば必要な情報は入ってきます。

じゃあ、通関士試験を受けるなら講義は受けない方がいいのか?というとそれも一概にYES、NOで答えられるわけではありません。


それはもちろん、個人によって事情が異なるからです。人によって向き不向きなどがあるということは私が何度かお伝えしているところですよね。


そこで、なぜ自分は講義を受けるのか?という理由を明確にしてほしいのです。


まず、自分ひとりで集中して学習することが苦手な人は、間違いなく講義を受けた方がよいです。しかも、できれば通信講座じゃなくて、予備校のように通学形式のものにしてください。直接聴いたり見たりした方が記憶に残りやすいし、周りの受講生や講師からの人目にもさらされるのでさぼりにくくなります。受講料も高額なので迷うとはおもいますが、無駄にしないために勉強への強制力が働くのでむしろメリットになります。


次に、講義の方が説明がわかりやすいからと考えている人は、注意が必要です。なぜなら、先に説明したとおり通関士試験の内容は単純で幅のない勉強であるため、本来文章だけで内容が理解できるからなのです。この場合、講義の内容は教科書に書いてあることを読みあげた上で、より易しい言葉で言い換えたり、ポイントを反復説明したり、戦略的な裏話を話したりしているだけで、文章でまとめられない性質のものではないのです。ということは、わかりにくいのは自分の使っている教科書のせいであり、これを変更することで対応できる可能性があるのです。通関士試験はマイナーな試験なので、教科書の種類が少ないのですが、シンプルな説明だけど易しくはない内容のものもあれば、説明がくどいけれども易しい内容のものもあります。そのため、自分にあったものを使用することで対応できる可能性があります。

もっとも、全体的にみれば、通関士試験の教科書は法律初心者には少し不親切なものが多いとはおもいます。市場規模が小さく競争も少ないので、単価の低い教科書にそこまで力を入れてないのかもしれませんね。なので、独学でいく場合、自信がなければ誰かのサポートを受けた方が方向性を間違わずに済むので無難だとおもいます。色々教科書を検討してもなおわからなさそうだと思うようであれば、講義を受けるのがよいでしょう。

前回、今回とお話ししたように、講義にはメリットデメリットがあります。
通関士試験においての最大のデメリットは、本来文章にできるようなことまで余計に時間をとって説明しているため、勉強に余分な手間暇がかかるということでしょう(講義内容を整理して文章にできないとしたらその講師が文章を作成する能力に欠けているだけです)。
しかし、反面メリットも確かにあります。


講義をとるのか、独学でいくのかであなたの道は大きく分かれます。
どちらが自分にとってよいのかしっかり考えて決めてください。

みーこ

読む、聴く、見る

こんばんは😽

みなさんが勉強のするときのインプット方法(情報を入れる方法)としては、読む、聴く、映像を見るという3つの方法が基本的なパターンとしてあげられるとおもいます。
そこで、これらの方法をとる際のメリットデメリットや注意点などを今日はお話しします(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
うまく組み合わせて活用してみてください。

まず、読む勉強法です。
これは、教科書や過去問の解答などを読んで覚えるということです。
メリットは、インプット速度が速いこと、自分のペースで進められること、更に、書き込みなどをすることで自分がつまづきやすい箇所を修正できるということです。このメリットは非常に大きく、通関士試験のように情報量が多く複雑な試験を受けるのであれば、読む方法を中心にもってくるのが一番効率のよい方法です。この方法だけで済むのならそれに越したことはありません。
デメリットは、本やノートなどを広げなければならないのでどこでもできるわけではないことです。

次に、聴く勉強法です。
録音された講義などを聴く方法ですね。
メリットは、イヤホンやスピーカーさえあれば場所と時間を選ばないため、通勤時間や通学時間、さらには就寝前にも目をつぶりながら勉強できるということでしょう。
デメリットは、読む方法よりも遅くなることです。慣れれば読む方が必ず同じ情報量を速くインプットできるので、聴いた方が速いという方は、読むのに慣れていないだけです。
また、聴く内容が単に教科書や条文の内容を読み上げて録音しただけのものなら別ですが、それが講義である場合、余計な情報が多く入ってくることが通常なので、余分な情報処理に時間と脳を使うおそれがあります。ここは、以前の記事「自作ノートは必要か?」で少し触れたところであり、また、次回以降改めて詳しく書くつもりです。

最後に、映像を見る勉強法です。
映像を見るといっても、対象が静止画であれば実質的に読む方法と変わらないので、ここで指すのは動画を見る方法になります。そして動画であればその内容は講義になると思います(私は他に知らないですが他にもあるのかな?知っている方いらっしゃれば教えてください)。
メリットは、視覚と聴覚両方で内容を捉えるので、刺激が多い分記憶に残りやすいことでしょう。
デメリットは、読む方法と聴く方法それぞれのデメリットと同じです。

ちなみに、書く方法というのももちろん考えられますが、これはインプットした情報を整理したりより確実に記憶に残したりするためにするものですので、独立した方法というよりは、上記の三つを補助するための方法でしょう。知らない情報をいきなり書き出すというのは霊能力者でもないと不可能ではないでしょうか👻👻
また、問題を解く際にはもちろん書く作業もしますが、これはインプットではなくてアウトプットなので今回は述べません。

以上、3つの勉強方法についての今までのお話は一般論であり、個人の事情はまた別の話だということを注意してください。
つまり、受験生それぞれに個性や生活スタイルといった個人の事情があるので、一般論と個人の事情との間で折り合いをつけて、自分にとって一番良い方法ができ上がるのです。
では、具体的にどうやって折り合いをつけていくのか?
まず、通関士試験では、一般論として一番効率が良いのは間違いなく読む方法ですので、読む方法が自分に合うのかどうかを考えます。そこを基本にして、個人の事情に合わせて、他の二つの方法やあるいはここで紹介していないようなの第三、第四の方法を全部でも一部でもいいので取り入れていくのです。個人の事情というのは、合う合わないという能力的な事情や、通勤時間が長いので電車内でその間に勉強したいというような時間的場所的な事情などを指します。
例えば、自分は一人で継続的に勉強するのが苦手だから、あるいは聴いたり見たりした方が断然記憶に残りやすいから、一人で教科書を読む方法よりも講義を受ける(聴く、映像を見る)ために予備校や通信講座を利用するというようなことです。
また、自宅や自習室では読む方法を中心にしつつ、通勤時間は本を広げるのをためらうので聴く方法にするということもいいですよね。

あなたにとってベストの方法をさがしてみてください。+゚(σ’∀’)σ゚+。

みこ

ちょっと無理するくらいでちょうどいい

こんにちは✋😺

通関士試験を受けられる方の多くは、勉強を始めたばかりの頃、その難しさに触れて「これは自分には無理だ」と尻込みするのではないでしょうか。
周りの受験生はみんな自分よりも勉強ができる人のような気がして、とても不安になってしまいますよね。
でも、大丈夫です!それほとんどの人が同じように思ってます☺
私の知り合いの合格者の方々も、ほとんどの人が最初は合格は無理だと感じたと話しています。

人間誰しも、慣れないことをやるときは大きな不安とストレスに晒されます。自分には出来ないんじゃないかとやる前から諦めたくなるのが普通です。そういうときには諦める理由なんていくつでも出てきます。
あの人は自分より才能があるから、今は心の準備が整ってないから、試験日まで時間がないから、自分は目標を達成した経験がないから…
しかし、100%自分にとって都合のいい機会なんていつまでたっても巡ってきません。新しいことを始める時は何かしら越えなければならないハードルがつきものです。
成果を出せる人は、やれるかどうかわからないような状況でも、そのとき与えられた環境でやれるだけの勉強をやってきた人です。
なので、通関士試験を受けようと思っているけど心が折れそうなとき、ちょっと無理するくらいでちょうどいいとおもってみてください。
とくに初学者が昨日の自分よりできるようになるには、自分が知らないないことを学習することになります。そうすると、やれるかどうかわからないのが当たり前なのです。だとしたら、実力を伸ばすにはちょっと無理するのが当たり前なのです。

勉強に限らずですが、実力を伸ばすには今の自分よりも高いところに登っていかなければなりません。それには必ず精神的、肉体的に負荷がかかります。ましてや社会人の受験生も多いこの試験、仕事と勉強を両立するのは辛いでしょう。
けれども、そのちょっとの無理を毎日コツコツ続けることで、実力の芽が出て木になり、やがて花を咲かせます。
たとえば、仕事が忙しくてなかなか勉強時間がとれないのなら、夕食の時間を短縮したり昼休みを活用して時間をつくってください。少しの時間でも勉強に充てればあなたの実力になります。
過去問をまだ解ける気がしないからといって後回しにしないでください。分からなくても過去問にくらいついていくことで分かるようになっていきます。
模試を受けたいのならその日までに一通りの範囲をこなして受けてください。間に合わなそうだからやっぱり受けないのではなく、頑張って間に合わせてください。
そうすることで、一歩一歩合格に近づいていきます✩°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝

だけど、すごい無理はしないでくださいね!無理が過ぎると試験までに潰れてしまい逆効果です。
ちょっとの無理を積み重ねることで、いつのまにかグンと実力は伸びます。

みーこ

受験と素質その2

前回の続きです。

「素質×勉強方法×勉強時間」=実力なので、この実力が試験日当日に合格ラインに達していれば、当日たまたま特殊な病気になったなど運が悪いことがない限りは合格します。

じゃあ、適切な勉強方法をとり、できる限りの時間を勉強したところで、合格ラインに達する実力がつくほどの素質が自分はあるのか?という疑問がでてきますよね。

まず、初めて受験する方、正直、わかりません。
何も初めていないのですから当然です。
ただ、私の感想では、むしろ勉強が苦手だと思っていた人でも、数ヶ月間こつこつ努力ができるなら狙える試験ではあると思っています。勉強がもともと得意だよという人でなければ受からないというほどまでには難しくはありません。なので、私は勉強苦手だから無理だなんて最初から思い込まないでください。

つぎに、受験がまだ1回目で受からなかった場合は、次回に向けてまだ修正の余地があることは十分考えられるとおもいます。
難しい試験なので、1回くらいだとまだ準備の期間が短かったり、本番慣れしてなくて思ったようにいかないということは普通にあるとおもいます。素質があるのかどうかなんてまだわかりません。もしリベンジするなら、くよくよせずに自分の弱点と向き合ってみましょう。

2回以上受けてみて、それでも合格には程遠い点数だった方。これはこの先も受からない可能性は高いでしょう。
ご自身の中でやれるだけのことをやっているなら、もう伸びしろがないということですし、今まで毎回勉強をさぼってしまったというのであれば、来年以降急激に心変わりしてしっかり勉強するということも考えにくいからです。
通関士試験の学習範囲や内容からして、毎日たった2時間程度勉強したとしても、どんなに長くても一年ほど続ければ合格ライン付近の実力はつくはずであり、二年三年とやっても全然届かないのであればもう難しいかもしれません。

最後に、2回以上受けてみたけど、かなり合格に近い点数をとれている方であれば、近い将来受かってもおかしくありません。
とくに点数が足りないのが通関実務ならば、尚更です。通関実務は申告書の作成という少しのミスで大失点する問題があるうえに、申告書以外の問題を合わせても合格点に達するのがシビアな年も多いので、少しの運の差で届かないという性質があるからです。素質は十分にあります。あとはどれだけ粘って受け続けられるかです。そうはいっても油断せず、来年こそはという気持ちで挑んでください。何度か受けても受からなかったのだから、この先もおそらくギリギリの戦いになります。伸びしろがたくさん残されているわけではないからです。

繰り返しになりますが、以上はあくまで適切な勉強方法をとり、勉強時間もしっかり確保できている場合はという話です。
勉強方法がズレているのであれば修正によってぐっと伸びる可能性はあるし、いままで勉強時間がほとんどとれなかったのが今年はたくさんとれるようになったよというのであれば同じく伸びることもあるとおもいます。

いずれにせよ、受けるのかどうかはご自身の意思で決めることです(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
自分にはかなり難しそうだとおもっても、どうしても受かりたいのであれば受ければよいですし、すぐ受かりそうだけど別にもういいかな、と思うのであれば受けなくたっていいんです。
試験を受けようが受けまいが、他人に迷惑はかけないのですから。

みこ

受験と素質 その1

こんばんは。

受験の実力は、「素質×勉強方法×勉強時間」で決まるというお話を以前しましたよね。
そこで、今回は素質の部分についてのお話をしようと思います。

何をするにしても、素質というのは結果に作用します。
では、通関士試験の勉強における素質ってなんだろう?自分は他の受験生とくらべてどうなんだろう?
気になりますよね。

素質は変えられない以上、受けることを決めている人は考えても考えなくても同じです。
一方、これから受けようかどうか迷っている人は一考の価値はあるとおもいます。通関士試験はかなりの時間と労力をつぎ込むことになるのが普通だし、予備校や通信教育を利用するのであればお金だって結構かかります。結果的にだめだったとしても、これらは返ってきません。だとしたら、勉強したとして、自分ははたして受かるのかという可能性を考慮要素に入れて受験をきめても良いと思います。

まず、通関士試験における素質の要素として、一番大きなウェイトを占めると私が考えているのは、努力です。これは、誘惑を振り切ってこつこつ勉強を積み重ねられるかということです。
勉強って大抵の人にとっては退屈だし、ましてや通関士試験のように勉強時間の多くを法律が多く占める試験であれば、難解な法律の条文や解説を頭に入れるのはイヤになってしまうのも無理はありません。
また、そんなときに友達からの誘いや、趣味への誘惑があったりすれば、勉強を放り出してそっちの方へ行ってしまいたくなるのは当然です。
しかし、ここで流されずに勉強に集中できるかで、合否は大きく左右されます。
これを一番大きな要素だと私が考えるのは、通関士試験は、特別な才能がいらないからです。天才的なひらめきも必要なければ、どう説明しても理解ができないような理論がでてくるわけでもなく、また、普通の人では覚えきれないような量を暗記するわけでもありません。
たしかに、法律になじみがなくあまり勉強が得意でもない人であれば、最初は無理だとおもってしまうかもしれませんが、方法を間違えずにこつこつやれば半年くらいで一通りの範囲はおおむね理解できるくらいのものです。
なので、とてつもない量の努力がいるから努力のウェイトが大きいということではなく、元々の理解力や記憶力がそんなになくても大きくは影響しないから、相対的に努力のウェイトが多いということです。
もちろん、元々勉強がすごくできるだとか法律に詳しいとかの事情があればあまり勉強しなくても受かるかとは思いますが、この試験を受ける人でそういう人はそんなにはいないはずなので(そんな人が多数派なら絶対にもっと合格点は高いはずです)、自分はそうでなくとも気にすることはありません。

この点につき、努力を才能と分けて考える人もいますが、私はそうは思っていません。努力をしてないだけで、その気になればいつでもなんとかなると考えているのであれば、それは間違いです。努力ができない人は、その気になろうとしてもいつまでもその気になれないのです。できる人は、必要なときにその気になることができます。
そのため、今まで勉強しようしようと思いながらもまともにやりきったことがない、という人には合格はきついかもしれません。
もっとも、そう思っている人の多くは、単に勉強方法を間違っていてうまく結果に結びつかずにやる気や自信が失われていったため、努力ができなかったということじゃないかと私は思っています。なぜなら、勉強が苦手な人は大抵方法も間違っているからであり、人間はなかなか結果に結びつかないことを自主的に継続するのは難しいからです。なので、方法次第で頑張れるということは十分にあるのではないでしょうか。

その他には、理解力や記憶力、体力などが素質としてあげられると考えますが、確かにこれらはあればあるほど有利なものの、そんなに無くても結構なんとかなります。
ただし、仕事が激務すぎてほぼ毎日朝から夜遅くまで働いている方などは、相当体力がなければ集中できる勉強時間を確保するのはきついでしょう。

次回につづく
(灬ԾٮԾ灬)

1日どれくらい勉強できるのか

おはようございます!

試験まであと9ヶ月。試験の難易度を考えると、もうそろそろ本腰入れてとりかかってもよい時期です。
今年は、今このブログを読んでくれているあなたが合格する番ですよ +゚(σ’∀’)σ゚+。

ではではー、本日のお話です。

勉強をしていて、その人の実力は「もともとの素質×勉強方法×勉強時間」で決まります。

残酷ですが、素質というのはいくら嘆いても他人をうらやんでも変えられないので、受けると決めた以上はこれについて考えることは無意味です(もっとも、受けるのかどうかを決める局面では考えるべきですが、これについてはまた後日書けたらよいなとおもいます)。

また、勉強方法についても別記事にしてあるし、これからもしていくつもりなので、今回は触れないこととします。

そして、今回お話するのは勉強時間についてです。
みなさん、1日に最長何時間まで勉強できますか?
通関士試験は社会人受験生が多いため、そういう方はとくに学生さんより可処分時間が少なくなるのが通常ではないでしょうか。そうすると、その少ない可処分時間の範囲で勉強に充てるしかないのですが、さらにもう一つ勉強時間への制約がありますよね。
それは、その人の集中力がどれだけ続くかということです。連続して勉強するほど集中力は下がっていくのですが、ある程度下がってきたらそれ以上時間をとっても効率が下がるし、翌日以降に疲れを持ち越してしまいます。なので、自分が1日に集中してできる勉強時間を知っておいて、その範囲内で終わるように計画を組むのは大切なことです。
このとき注意して欲しいのは、勉強内容によって集中力の続く時間が違ってくるということです。例えば、教科書を読み続けるのであれば、講義を受けるよりも集中力が続く時間が短くなるのが通常です。なぜなら、慣れてしまえば文字を読む方が話を聴くよりも、同じ時間内により多くの情報量を詰め込むことができるからです(講義の方が集中力が要るという人は、余計な情報まで集中して聞いているか、講義の質が悪いかのどちらかだと思います)。30分の講義であれば、要点だけを文字に起こしてあれば5分から10分で読めるくらいの情報量にしかならないのではないでしょうか。そのため、どの勉強方法をとるのかによって1日に勉強できる時間が変わってくるはずです。

たしかに、世の中には起きている時間はずーっと勉強できるなどという超人的な人もおられますが、そういう人はごく一部であるし、普通は真似できないとおもいます。自分のペースを知って、勉強時間を決めましょう。
通関士試験のレベルでの試験あれば、覚える事が多く処理も複雑になってくるので、直前になって焦って詰め込んでも思うようにいかないです。こつこつ実力を伸ばしましょう!

みこ

自作ノートは必要か?

こんにちは。

今日は、通関士試験の勉強にあたって、自作のノートを作るべきなのかどうかについてお話します。

みなさん、おそらく小学校のころから、教科書を開いて先生の授業を聴いて、ノートをとるということを基本的な勉強スタイルとして教わってきたのではないでしょうか。
そのため、勉強するときノートをつくらなければいけないと当然のように思っている人も多いはずです。

たしかに、学生時代を思い返してみれば、配られた教科書や資料はスカスカで、授業でノートをつくって補完しなければわからないものが多いんですよね(特に大学はそういう授業が多い)。
でもそれって、最初から読めば理解できる文書にして全部配布してくれれば、わざわざ授業にでて講義を聴いてノートをつくる手間なんていらなかったはずです。しかも、生徒の聞き間違いや間違った理解でノートをとってしまうおそれは十分あるのだから、プロの先生が作った文書の方が正確性は高いはずですよね。
今思えば、様々な思惑から生徒を授業に出席させることありきでつくられたシステムであって、無駄を省くということはあえてしなかったのだと思います( ºωº )

しかし、通関士試験に限らずですが、基本的に資格試験のための教科書というのは合格させることを第一に考えており、それ単体で理解ができるように意識してつくっています(結果的に製作者の能力不足で分かりにくいかったということはあり得ますが)。また、通関士試験は新たな発見や真実を追い求めるような勉強をするものではなく、すでに決まりきったルールをそのまま受け入れてそれに沿って問題を処理するだけなので、教科書に書いていないような独自のひらめきも不要です。
そのため、ノートを作って補完することが前提とはなっていません。
もし仮に、ノート作成ありきで作っているような通関士試験の教科書や講座であれば、時間と手間の無駄だし間違えるおそれがあるのでやめた方がいいです。

もっとも、通関士試験においてノートを作ること全てを否定するわけではありません。場合とやり方によっては有効な勉強法になりますし、私も一部の学習で作成しました。
しかし、ノートをとる作業には必然的に時間も手間もかかる上に、読み返すためにとるのが普通ですから、読み返す時間と手間もかかることになります。
なので、そのノートは何のためにとっているのか、それは意味があるのかを今一度考えてみてください。意味が無いならやめた方がよいし、ほかのもっと簡単な代替手段があるならそちらに変えた方がよいと思います。

みーこ

勉強した「つもり」にならない

こんばんは!
もうすでに来年の通関士試験に向けて勉強を開始している方も結構いらっしゃるとおもいます。
そこで、今日は勉強の基礎的な心構えである、勉強した「つもり」にならないことについてお話します。

通関士試験を受験されている皆さんのほとんどは、合格という結果を求めて勉強されているはずですよね(中には、単に勉強自体を楽しむ目的の方もいらっしゃるとおもいますが)。
そうすると、いかにして効率よく合格という結果にたどり着けるかということを常に意識することが大切になってきます。
この点、勉強が苦手な方にありがちなのが、時間と手間をかけたやりかたの方が結果につながると誤解していることです。これはおそらく、とりあえず辛い勉強方法をとれば、その分努力をたくさんしていることになるんだから実力が伸びるだろうという発想なのでしょう。何をすれば結果に直結するのかが分からないので、辛いことをやれば勉強した「つもり」になってしまうのです。
けれども、合格への近道は無駄な時間と手間は極力排除して、必要なところに必要なだけ労力をつぎこむことです。勉強ができる人と苦手な人との根本的な差はここにあります。できる人は自身の経験や分析により、不要な勉強をバッサリ切り捨てる大胆さをもち、なおかつ必要なところへの集中的な努力を怠りません。

結果を求めて受ける以上、結果につながらないことはやらなくてよいのです。した「つもり」の勉強では結果に結びつきません😔

こう言ってしまうと、過程も大切だから無駄なことはない、と言われることがあるでしょう。
確かに、より道したり脱線したりの過程だって何らかの形で生かせば人生経験上は無駄にはならないし、むしろそのおかげでよりよい方向へすすむことだってあります。
しかし、それは今現在どうなるかはわからないことです。合格のために無駄な勉強が自分の求めるものにつながるのかどうかわからないのなら、とりあえず今自分が求めている合格に向けて最短距離を進むのがあなたにとってベストではないでしょうか。

何が自分にとって最短距離の勉強なのかわからないという方、ぜひご相談にのりますのでお気軽に連絡ください🙌

伸びる人は素直でマイペース

こんにちは。

今日は、私が見てきた試験勉強で伸びる人の特徴をお話しします。

1 素直な人


 人の意見をひねくれた見方をせずに聞き入れる気持ちは大切です。特に自分が初心者のうちは、何もわからないのだから、経験者や合格者の意見を聞いてとりあえず言われた通りやってみようと受け入れるのが一番の近道です。一般的な試験は個性を競うものではないので、必ず明確な採点基準と出題傾向があります。そのため、勉強法にも一定のセオリーがあるので、何もないところから自己流でやるよりは、知ってる人に教わる方が早いのです。


 また、素直な人は分からないことを恥ずかしがらずに受け止めて、人に聞いたり自分で調べたりすることができます。見栄を張って、こんなことがわからない自分は恥ずかしいなんて思う必要はありません。それをどうやって分かるようにするかが大切です。そんなことも分からないのか!などと心ないことを言ってくる人もいますが、みじめに感じる必要も申し訳なく思う必要もありません。どうにかして分かるようになろうという気持ちを持って取り組む姿勢が大切です。仕事でも同じですよね。できないのにできてると自分を偽って見栄を張っても、一瞬のプライドは守れるかもしれないですが、長い目でみれば実力は伸びないので結果はでません。

2 マイペースな人


 他人の意見に流されずに、自分にあった方法でやるというマイペースさが大切です。このように言うと、あれ?さっきは人の意見を聞き入れろと言ったじゃないか、と思うかもしれません。これは、まずは最初は他人の意見を聞き入れる気持ちが必要だけれども、やってみてどうしても自分には合わない、必要ないと思えばおもいきって自分流の方法にアレンジできるマイペースさを持っているということです。

人にはそれぞれ能力や環境などの違いがあるので、同じことをやっていても合わない、できないという部分は必ずでてきます。計算の得意な人にとっては計算式はほとんど時間を割かなくてもできるとしても、苦手な人にとってはもっと時間をかけないとできるようにはなりません。


では、やってみて合わない、必要ないと感じたときにどうするか?です。


自分で自信をもってより良い方法を判断できるのであれば、それに切り替えてみましょう。例えば、輸出申告の手続きは大切だから最低五回は過去問を解くべきだ、なんて言われたとしても、二回やってほとんど完璧に覚えてしまったというのであれば、もうそんなにやる必要はないということでしょう。


一方、どうすればよいか判断ができないとき、それはまずは他人に聞いてみましょう。何か代替案を出してくれるならばそれを新たに試してみればよいのです。それでもなんだか違うと思えば、また別の人に聞いてみましょう。


 また、マイペースな人は、自分のやるべきことに集中して、心がぶれにくいです。他人は他人、自分は自分ということが分かっているので、他人がやっているからといってむやみに自分に合わない方法をとりません。たとえば、魅力的なキャッチコピーの教材がでてきたとき、不安な気持ちからそういったものに手を出してしまいがちです。でも、ちゃんと自分で処理しきれる量の教材なのか、わざわざそれをこなさなければ身に付かないものがあるのか、ぶれずによく判断してさい。教材を売る側も仕事でやっているのですから、あなたを誘惑するようなキャッチコピーやデータを添えてくるのは当然です。それを買えば受かるというような魔法の教材はありません。うまく生かせるかどうかは自分自身にかかっています。

 素直さとマイペースさを併せ持つのって、意外と難しいことです。
素直すぎれば流されすぎてしまうし、マイペースすぎれば傲慢になってしまうし。
うまくバランスをとって自分を伸ばせるようにしたいですよね。

勉強のモチベーションがあがらないとき

こんばんは。

勉強のモチベーションが上がらず、困ってしまうことってよくありますよね。中にはその勉強が好きで、楽しくて仕方ないという方もおられるでしょうが、特殊な例なんじゃないでしょうか。

私ももれなく困ってしまう側の人でして、テスト勉強や宿題をギリギリまで手をつけずに最後に焦っていました。なので気持ちはとてもとてもよくわかります!できれば難しい勉強はしたくないし、難しい教科書を読んで襲ってくる眠気と闘うのはつらい。
とくにこの試験、社会人の方も多く受験されるので、仕事おわっておいしいお酒でも呑むか!というはずの時間に勉強するのはより負担です。

そこで、本当なら楽にモチベーションをあげる方法をご紹介したいのですが…

私がいままでいろいろ試してきた限り、これはありません😦

嫌なものは嫌です!みんな一緒です。
なので、楽しようというよりも、面倒だ、嫌だという気持ちを最小限に抑えるための工夫を自分なりにやっていくよう心がけました

具体的には

1 受かったときにこんな良い未来が待ち受けている!と毎日寝る前に想像することで、勉強自体をやりがいのあるものだというように自己暗示する。

このとき、根拠なんか全くなくたって構わないんです。仮に受かってもそんなうまくいかないよ。なんて他人の声は全く無視してください。試験が終わるまでは聞く必要ないです。もしあれこれ不安を煽るようなことを他人に言われるようならその人と距離を置くか、できるのであれば、今自分はナーバスだから試験の話を控えて欲しいと真摯にお願いしてみてください。とにかく受かれば全て上手くいくと毎日言い聞かせてください。

2  今日勉強しなければ、自分はその分だけ他の受験生に置いていかれる!と自分に言い聞かせ、勉強しないこと自体に罪悪感を持つように自己暗示する。

 あまりこれをやりすぎると不安になって不眠になったり精神に異常を来すので、これ以上は自分が壊れるという二歩くらい手前でやめてください。気づいた頃には遅く、潰れていった人達も今まで何人か見てきました。どんなに難しくても所詮はただの資格です。仮に受からなくても日本にいればなんとか生きる道は他にもあります。でも、試験において置いていかれるのは事実です。受かりたいなら追い込んでください。

他に、私はそういう類いのものはめんどうなので使ったことがないですが、同じ勉強をする人達の集まりのサイトや、スタディプラスのような勉強時間管理アプリを利用したり、自習室に通うなどの物理的手段で強制力を持たせる方法もあります。
最近私が感心したのは、LINEliveという個人が生中継をできるアプリをつかって、ひたすら勉強している様子だけを配信している人がいることです。本来ライブアプリは配信者が何か表現行為を配信する目的で使用するものなのですが、個人でも簡単に配信できるといる特性を生かして、勉強をサボらないように視聴者に監視してもらってるんですね。 確かLINEliveは無料で配信できるとおもうので(違ってたらごめんなさい)興味ある人はやってみてもいいんじゃないでしょうか。みんな色々かんがえるんですね。

みーこ