5カ月間みこ会頼みのシンプルプランで挑みました

M さん(28 歳 女性 商社 貿易事務 2024年度合格 受験回数1回)

 <経緯>

プライベートと仕事のことで悩みが尽きず、何か自分の自信になるものがほしいと思い、難易度の高いものにチャレンジしようと通関士試験を受けることにしました。SNS で調べたらみこ会がたくさん出てきたので、どうやらこれは良さそうだと思って4月末に入会しました。仕事は商社で貿易事務の仕事を2年半しているのでインコタームズや貿易の商取引の流れがある程度基礎知識としてあったことは大きかったと思います。

<戦略>

とにかく無駄がないように、遠回りしないように、まずはみこ会記事を読み漁って自分なりに勉強方法の戦略を立てました。とくに、みこ先生が書かれていた、最初は浅い理解でも薄く色を塗って何度も重ねるようなイメージで勉強を進めることを意識していました。捨て問も最初の段階できめて、完全に捨てていました。私の場合はみこ会記事を読んだ結果、外為法のみを捨てることに決めて一切ノータッチでした。がむしゃらに全体像をとらえずにたくさんの知識を詰め込むような勉強をするのではなく、これはいかに効率よく6割をとるかの勝負なんだ!と理解できてからは、どこに力を入れるべきなのか常に意識しながら勉強できていて、それが結果的にもよかったと思います。勉強を始めてまず初めに手を付けたのは、申告書の過去問です。全くわけも分からず、解説を読みながらまずはとにかく解いてみました。申告書はとにかく早くから手を付けたほうがいいです。あまり時間がなかったので、インプットの勉強ばかりやるのではなく、最初からどんどん過去問に手を付ける方法が、問題に慣れる意味でもよかったと思います。

<総勉強時間>

5月初旬~10月5日までで約320時間

<使用教材>

教材は、必要なら後で買い足そうと思ってまず下の3つ(★マーク)を購入しましたが結局これ以外の物は購入しませんでした。教材の数を増やすよりも同じものを、理解の精度を上げるように何度も繰り返し使うようにしました。

★ヒュー赤
教科書にしました。よく混乱する箇所や自分の言葉で補足したいことを、書き込みしてました。

★ヒュー青
3、4周解きました。分野ごとにまとまっているので苦手を潰したいときに使いやすかったです。間違えた問題について、ヒュー赤の何ページに記載されていることなのかを探して「赤 P10 参照」などと書き込んで、また間違えたときはすぐに赤を読み直せるようにしました。

★ゼロ申
1.5周ほど解きました。申告書は数をこなすしかないと思って購入しました。この本に載ってる解説はむずかしいのでみこ会にある解説を読んでいました。

・みこ会コンテンツみこ会記事、アプリ、課税価格テキスト

・過去問 (10 年分)

<模試>

関税協会のもののみ受験、結果はE判定でした。税法と実務が50%を切っていて、実務の計算問題は全滅しました。みこ先生に相談して、残りの時間は特に計算問題と原産地規則を確実に取れるように仕上げましょうとアドバイスいただきました。計算問題は、過去問の計算問題のところのみを10年分印刷して、模試終了後から毎日5問は解くようにしました。模試では実務の時間が足りなかったので、過去問を解くときは時間を計って、必ず時間以内に解けるようにトレーニングしました。

<最後に>

反省点は法改正を見ていなかったところとマークミスです。私は試験終了1分前くらいに数か所のマークミスに気が付き慌てて直しました。自己採点では合格点でしたが、マークミスを直しきれてないかもしれなかったので、合格発表まで相当心配でした。比較的短期間で一発合格できたのは、相談しながらしっかり戦略を立てたことと、何より最後まであきらめなかったことだと思います。みこ先生には大変お世話になりました、算数が大の苦手すぎて恥ずかしい質問もしてしまいましたが、見捨てずに教えてくださりありがとうございました。