横浜のチーズケーキ さん(公務員 2022年度合格 受験回数2回)
【はじめに】
私が通関士試験の学習を始めたきっかけは、特定の分野の法制度に詳しい社会人になることが自分のキャリアアップにつながると思ったことです。横浜港を眺めながら、世界の品物が日本に入る手続きに詳しくなることを目標にし、通関士試験に挑戦することにしました。自宅での学習時間が十分にとれなかったり、過去問や模試での得点が伸びない時期がありましたが、自分なりにみこ会を活用して無事に合格できましたので、合格体験記を書かせていただきます。
【学習の経緯】
2019年7月からマウンハーフジャパン(MHJ)の講座のテキストを読んで、10月の本試験に挑戦して通関実務が26点で不合格でした。その後は情報処理の学習に取り組んでいました。今年5月に3年ぶりに学習を再開して、第56回本試験で合格できました。前回受験で26点取れたものの直前まで通関実務の成績が伸びず、難易度の上がった関税法の学習に不安を感じましたが、みこ会の資料やアプリが支えとなって課題をクリアできました。
試験結果は、通関業法36/45、関税法・外国貿易法39/60、通関実務37/45でした。
【使用した教材】
通関士試験合格ハンドブック
通関士試験問題・解説集(日本関税協会)
実践力通関実務演習テキスト(MHJ講座テキスト)
ゼロからの申告書(日本関税協会)の食品の問題
計算問題ドリル(日本関税協会)
通関士試験まるわかりノート(日本関税協会)
みこ会の資料とアプリ
最初の受験ではMHJの講座で内容のポイントをつかみ、通関業法と関税法は6割以上得点しましたが、2年半のブランクで知識があいまいになりました。職場まで長時間通勤しているので、合格ハンドブックを3つに切って持ち運びながら、8月中旬までに読み終えました。8月下旬にみこ会に入会し、みこ会の資料を参考にして関税協会の過去問集と計算問題ドリルを中心に取り組みました。語句選択問題の対策には過去問集とまるわかりノートを活用しました。
【みこ会に入ってよかったこと】
みこ会からは、自分が到達している状況から先に進むための情報が得られました。
私の場合、通関実務の学習で悩んでいて、関税協会以外の模試の得点は1桁台でした。みこさんが会員に「計算問題ドリル」に取り組むことを推奨していたので、書店で購入して2週間で学習した結果、今回の試験の計算問題(第2問後半・第8問~第12問)は全問正解になりました。事前教示もみこ会の資料が役立って得点できました。
みこ会のおかげで教科書・過去問集を補充し知識を整理できただけではなく、自分にあった戦略を立てて学習を進められました。
【反省点】
致命的なミスになりかねなかったことは試験前日と試験開始前の時間を模試の復習に使ったことです。模試の内容は受験直後にノートにまとめるべきです。試験直前はむしろ教科書とみこ会の資料をしっかり復習していれば、語句選択で23点取った以外は正答率が低かった関税法でも間違えた問題の多くは解答できたと思います。
【おわりに】
通関士試験は、法律の細かい知識まで学習することが求められ、通関実務の問題を解けるようになるにはきちんと問題集で訓練する必要がありますが、みこ会から得られる情報を自分なりに活用して、本試験までに課題を克服していけば、必ず試験合格にたどりつけます。
私の場合は残り1か月で通関実務の得点力を大幅に伸ばせました。
この文章を読んでくれた方がみこ会の会員の皆様と一緒に合格の喜びを分かち合えるように祈っています。