マリン さん(2020年度合格 受験回数6回)
2020年度54回の通関士試験を受験し、2科目受験で無事合格することができました。
試験勉強にあたって、10月の試験までにいかに勉強時間を作り、合格にたどり着けるようにするかということをすごく意識しました。
何度も挑戦し、不合格……今年こそは合格したいという気持ちの中、どうしたら自分の過去の勉強を超えられるかということを考えました。
そんな中、1か月、1週間でどれだけ勉強が出来るかという部分を考えました。
過去は何が足りなかったのかを勉強開始にあたって真剣に考えた結果、勉強のスケジュールをしっかり立てることが重要であると思いました。通関士試験の出題範囲は広範囲なので集中力や根気がないと勉強自体が続きません。
独学に限界を感じた私は通信講座をやることを決め、2020年1月から勉強を開始しました。勉強方法や勉強時間は人それぞれだと思いますが私は普段、仕事をしているのでスケジュールを立てることから始めました。私の場合、1年分のスケジュール表を作成し、予定に目標や取り組む教材や締め切りなどを記載しました。このスケジュールを基に「この日からこの日まではこれをやる」という風にノルマを自分に課しました。
まずはテキストを活用し、一通り内容を確認するところから始めました。
関税法は1月~2月中、定率法・通関業法は3月~5月中、6月~7月中に一通り理解を終え、8月は総仕上げ期間というスケジュールで取り組みました。9月は毎日過去問によるアウトプットを行いました。
勉強時間は通勤往復、会社の休み時間、帰宅後2時間、土日中心でした。今年はコロナウイルスの影響もあり、外出自粛傾向でしたのでその分、勉強に充てられたと実感しています。通勤往復は通信講座の映像講義、E-ラーニング、テキストや税関のホームページで参考になる項目をコピーし、熟読、会社の休み時間は問題集をひたすら解くことを繰り返しました。帰宅後や土日もテキスト学習や問題集を解くことに時間を充てました。
ちなみに9月の過去問によるアウトプットは問題集や模試や試験問題の約10年分をコピーしたプリントを用いて1日30問くらいは解く…ということを目標に続けていました。
通勤往復2時間と帰宅後の2時間の勉強は疲れ果て眠気が来ることも多かったですが音楽を聴いたり、コーヒーを飲んだりして、気分転換もしつつ集中できるように心がけました。
試験が近づくにつれ落ち込んだり不安になることも多かったですが「合格するんだ」という気持ちを常に胸に抱き、自分を信じて本試験当日まで勉強を続け、本番でも諦めない気持ちで臨みました。
今後は通関士の資格を取って経験を積み重ね、信頼される通関士になりたいと思います。どうか皆様も無事合格をつかみ取ることを心から願っております。
使用教材
通信講座のテキスト、添削問題、映像講義
通関士試験合格ハンドブック
通関士試験問題・解説集
通関士試験テーマ別問題集
通関士試験 まるわかりノート
関税評価ドリル
通関手続ドリル
関税評価303
どこでも出来る通関士
通関士教科書 通関士 過去問題集
税関ホームページの通関手続きのページ、法改正情報等
「通関士」合格の基礎知識